北京時間の17日午前7時49分、宇宙ステーション「天宮2號」とのドッキング任務を擔う有人宇宙船「神舟11號」が、甘粛省酒泉市の酒泉衛(wèi)星打ち上げセンターから打ち上げられ、予定の軌道に入り、宇宙飛行士2人を宇宙へ送り屆けた。分析によると、商用宇宙航行于プロジェクトには1千億元(1元は約15.4円)を超える資金が投入され、宇宙航空産業(yè)株は戦略的チャンスの時期を迎える見込みだ。米國や歐州の複數(shù)の評価機関が、宇宙航空分野に1元投資するごとに、7~12元のリターンが発生すると試算する。中國経済網(wǎng)が伝えた。
これについて中國経済網(wǎng)の石術思評論員は、「ここ數(shù)年、宇宙航空技術は日進月歩の勢いで発展し、コストが急速に低下し、米國の宇宙航空産業(yè)では、個人での宇宙旅行が大衆(zhòng)向けのものになっている。10萬ドル(約1038萬円)でチケットを1枚買い、宇宙を一回りすることができるというもので、世界の旅行産業(yè)の大きな流れにともなって、こうした個人での宇宙旅行が巨大な新興産業(yè)になっている。そこで宇宙航空業(yè)への期待が、投資の観點から今後の発展や好材料への巨大な期待をもたらしている」と話す。
また石評論員は、「宇宙航空産業(yè)が実體経済全體に対してもつ牽引効果は極めて大きい。なぜなら産業(yè)全體が高度で、精度が高く、最先端だからだ。GPS(全地球測位システム)は1957年に舊ソビエト連邦が打ち上げた宇宙船で用いられた技術で、今では誰もが利用するようになり、民用に転換して巨大な生産額をもたらした。こうしたいくつかのパワーが相乗して巨額のリターン率をもたらした。そこで最近、大勢の投資家や株式評論家が人々に宇宙航空産業(yè)銘柄に注目するよう勧めているのも、実に最もなことだといえる。これに加えて宇宙飛行士の景海鵬指令長が3回にわたって宇宙飛行したことがニュースになり、宇宙航空株を押し上げている。この巨大な銘柄が全體として長期的に好転し、短期的にさらには長期的に宇宙航空株の株価に多くの好材料をもたらすことが予想される」と話す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月18日
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