このほどメディアは空母「遼寧」の訓(xùn)練寫真に注目した。寫真は「殲-15」艦載機(jī)8機(jī)が甲板上に一列に並んでいる様子を示していた。外國メディアは、中國初の空母はすでに戦闘準(zhǔn)備を整えたと分析した。軍事専門家の曹衛(wèi)東氏は北京テレビの軍事番組の取材に「『遼寧』はすでに一定の戦闘能力を形成した。ただ完全な戦闘能力とはまだ隔たりがある」と指摘した。人民網(wǎng)が伝えた。

今回公表された訓(xùn)練寫真では「殲-15」艦載機(jī)8機(jī)が甲板の片側(cè)に一列に並び、翼は折りたたまれ、空対空ミサイルが搭載されているのが見える?！笟?15」が駐機(jī)しているエリアは伝統(tǒng)的な艦載機(jī)駐機(jī)エリアであり、給油やミサイル搭載などの作業(yè)を行うのに適している。8月中旬にも中國中央テレビ（CCTV）が、訓(xùn)練中の「遼寧」の甲板に「殲-15」8機(jī)が同時に出現(xiàn)したことを報(bào)じた。

英「ジェーンズ?ディフェンス?ウィークリー」は16日、公式ウェブサイトのトップで「中國初の空母はすでに戦闘準(zhǔn)備を整えた」と報(bào)じた。AP通信は「遠(yuǎn)洋へと急速に向かいつつある中國海軍にとって、『遼寧』の戦闘力形成は重要な一里塚だ」と報(bào)じた。

「遼寧」の戦闘能力形成に外國メディアが特に注目していることについて、曹氏は「設(shè)計(jì)上、『遼寧』は主に訓(xùn)練及び科學(xué)実験のプラットフォームであり、艦載機(jī)戦闘訓(xùn)練及び艦載機(jī)パイロット養(yǎng)成に使用でき、次の空母の基礎(chǔ)を築く。また、『遼寧』は対空ミサイル、速射砲などの武器の試験に用い、対空、ミサイル防衛(wèi)任務(wù)を遂行することもでき、攻撃力と防御力を兼?zhèn)浃工搿工趣筏俊?/p>

「戦闘上のニーズを想定すると、『遼寧』は海上プラットフォームとしてすでに遠(yuǎn)洋航行訓(xùn)練と艦載機(jī)離発艦訓(xùn)練を行っており、対空、ミサイル防衛(wèi)任務(wù)も遂行できるため、戦闘任務(wù)を遂行できる」。曹氏は「同艦はすでに一定の戦闘能力を形成した。ただ完全な戦闘能力とはまだ隔たりがある」と指摘した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月25日