黒竜江省綏芬河市平和記念館は23日、同館はこのほど、日本製香爐?香瓶の寄贈を受けたことを明らかにした。これらは日本軍による侵略戦爭期に、のちに中國で死亡した日本のファシズム軍人が済度できるようにと、日本人僧侶が持ち込んだものだ。これにより、日本軍による侵略行為の証がまた一つ追加された。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
綏芬河市平和記念館の曹立明館長は、「第二次世界大戦中、日本陸軍の兵隊は、主に中國の戦場に送られた。この2つの文化財は日本軍による侵略期に、のちに中國で死亡した日本のファシズム軍人が済度できるようにと、日本人僧侶が持ち込んだものだ」と説明した。
「九一八」事変(満州事変)が発生後、日本當局は、日本の宗教教義が軍國主義思想に適応しているという前提から、「侵略戦爭は聖戦である」というイデオロギーを公然と打ち出した。1945年の統(tǒng)計データによると、中國東北部各都市?農(nóng)村に建てられた日本の神社は、大小合わせて295社に上った。中國における日本仏教の主な役割の一つは、中國人民の闘志を弱らせ、「日本?偽満州國?中國の親善」を吹聴することだった。今回贈呈された日本製香爐?香瓶は、日本の中國侵略が、軍事面での侵略だけではなく、全方位的な侵略であったということの証となる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月25日
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