アリババ(阿里巴巴)グループ傘下のクラウドコンピューティングプラットフォームである阿里雲(yún)(アリクラウド)は21日、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦のドバイで、歐州、中東、日本とオーストラリアにあるデータセンターが、今月中には相次いでそのサービスを開(kāi)始することを発表した。これは、アリクラウドが中國(guó)企業(yè)で初めてクラウドコンピューティングのインフラ設(shè)立を世界主要インターネット市場(chǎng)で行い、そのクラウドコンピューティングプロバイダーとしてのサービスを広くカバーすることを意味する。新華社が伝えた。
アリクラウドはすでに米國(guó)西部?東部エリア、シンガポール、香港地區(qū)にデータセンターを設(shè)立しているほか、シンガポールには海外業(yè)務(wù)本部を設(shè)置している。歐州、中東、日本、オーストラリアの4つの地域でサービスポイントを開(kāi)設(shè)した後は、アリクラウドのサービスポイントが一気に14ヶ所まで増える見(jiàn)込みだ。これらのデータセンターは國(guó)內(nèi)外のユーザーにデータの保管、セキュリティ、ビッグデータ、人工知能等の製品を提供する。
世界規(guī)模の市場(chǎng)で見(jiàn)てみると、現(xiàn)在クラウドコンピューティング業(yè)界は急速に成長(zhǎng)している。國(guó)際データセンター(IDC)のデータによれば、2019年までに世界のクラウドコンピューティング市場(chǎng)の売上げ規(guī)模は1410億ドル(1ドルは約113円)にまで達(dá)するとみられ、2016年の700億ドルと比較すると約2倍にまで増える見(jiàn)込みだ。
エリア規(guī)模の市場(chǎng)で見(jiàn)てみると、アリクラウドは中東でデータセンターを設(shè)置した初の國(guó)際的なクラウドサービスプロバイダーとなる。同エリアではインターネット市場(chǎng)が急速な拡大をみせ、なかでも中國(guó)のインターネット企業(yè)の進(jìn)出が特に目立っている。昨年、アリクラウドとMeraasグループはドバイで合弁企業(yè)であるYvolveを立ち上げ、中東と北アフリカエリアの企業(yè)および政府機(jī)関にクラウドコンピューティングのビッグデータサービスを提供している。
またある投資銀行の研究報(bào)告データによると、アマゾン、マイクロソフトとアリクラウドが現(xiàn)在世界におけるクラウドコンピューティング市場(chǎng)のトップを形成している。2015年の売上高から試算するとアリクラウドがその市場(chǎng)規(guī)模でグーグルクラウドを抜き、世界第2位であるマイクロソフトのウィンドウズアズールの3分の1を占めるまでに成長(zhǎng)している。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年11月25日
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