腹を満たすためだけに亂獲
昨年12月、あるメディアが長崎と三重で漁獲規(guī)制をすり抜けてマグロが水揚(yáng)げされている狀況を報(bào)道した。日本の水産庁は2月3日、巖手、宮城、千葉、靜岡、熊本など8県でマグロの違反操業(yè)や漁獲量を把握していない事例が見つかったと発表した。
2014年、三重大學(xué)生物資源學(xué)部の勝川俊雄準(zhǔn)教授が、NHKの番組で、日本のクロマグロの亂獲について、▽親魚になる前の小型魚が亂獲されており、捕獲されているクロマグロを見ると、ほとんどが1歳以下の幼魚で、クロマグロは3歳にならないと産卵できない▽産卵期のマグロを狙った「巻き網(wǎng)漁」の水揚(yáng)げが多い▽日本では漁獲量の規(guī)制がほとんどない-という3つを挙げた。
米國の禁漁非営利非政府組織ピュー?チャリタブル?トラストが最近発表したマグロの保護(hù)に関する報(bào)告によると、クロマグロの漁獲による減少率は持続可能な比率の最大3倍になっている。
クジラやマグロは絶滅危機(jī)種に指定されているにもかかわらず、日本は「食文化」を口実に大量捕獲を続けている。勝川準(zhǔn)教授は、「世界でクロマグロの捕獲數(shù)が最も多いのは日本。それをよく食しているのも日本。クロマグロの個(gè)體回復(fù)のカギは日本が握っている」と指摘している。
前出WWFの関係者は、「日本の漁師の多くが規(guī)定に反してクロマグロを捕獲している。その他の場所で規(guī)定に反して捕獲されたクロマグロの多くも日本の市場に流れている。その原因は、日本政府が有効なモニタリングや管理、監(jiān)督の制度をきちんと構(gòu)築していないから」と指摘している。
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