このほど発表された中産階級に関する調(diào)査報告をみると、1980年代生まれ(80後)が主要な構(gòu)成要素になりつつあり、中産階級の相対的若年化がさらに進んだことがわかる。また中産階級の95%が「常に焦燥感がある」または「時々焦燥感がある」と答えており、焦燥感がこの階級の人々の目立った特徴になっていることがわかる。一財網(wǎng)が伝えた。
求人サイト?智聯(lián)招聘は22日、「2017年新鋭中産階級の現(xiàn)狀の調(diào)査研究報告」を発表した。この調(diào)査では中産階級を年収10萬~50萬元(1元は約16.0円)の人々と明確に定義する。新鋭とわざわざ表記することについて、同サイトの郭盛最高経営責任者(CEO)は、「このように表記する理由の1つは、世界の中産階級に比べ、中國の現(xiàn)在の中産階級はより年齢が若いからだ。こうした現(xiàn)象から特にわかるのは、中國の非常に獨特な社會の移り変わりからこうした現(xiàn)象が生まれたということだ」と述べた。
データをみると、今回の調(diào)査研究は中産階級4萬9989人を?qū)澫螭诵肖铯?、回答者の中で?0後の割合が最も多く、52%を占めた。次は90年代生まれ(90後)で35%。このほか70年代生まれ(70後)が8%、95年以降生まれ(95後)が4%、60年代生まれ(60後)が1%だった。
郭CEOは、「今回の調(diào)査対象になった新鋭中産階級は、出身産業(yè)の集中度が高く、出身地域の集中度も高かった。産業(yè)は主にIT(情報技術(shù))?インターネット産業(yè)、金融産業(yè)、不動産業(yè)といった急速発展を遂げる一連の産業(yè)に集中し、資産効果を形成しやすいことがわかる。地域は北京、上海、広州、深センといった一線都市に多く分布していた」と述べた。
データをみると、回答者のうち、一線都市出身者が最多で38%を占め、新一線都市は34%、二線都市は16%、三線都市は1%、その他が11%だった。
収入が好調(diào)であることのほか、新鋭中産階級の目立った特徴は焦燥感を抱えていることだ。調(diào)査によると、95%が「常に焦燥感がある」または「時々焦燥感がある」と答えている。焦燥感が主にどこからくるかをたずねると、「未來の不確定性」が71%、「現(xiàn)実への不満」が46%に上った。また「過去の多くの時間を無駄に過ごしてしまったこと」という回答もあった。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn