今年冬クールに情報(bào)コミュニティサイト?豆瓣網(wǎng)で9.1ポイントの評(píng)価を獲得した日本ドラマ「カルテット」の影響でクラシック音楽ブームが巻き起こっている。（文：廖陽(yáng)。澎湃新聞）

同ドラマでは、演奏家としての夢(mèng)を諦めきれない「三流奏者」4人が弦楽四重奏のカルテット「ドーナツホール」を結(jié)成し、大人の世界における現(xiàn)実と辛さを淡々と語(yǔ)っていくというストーリー。たとえ演奏會(huì)場(chǎng)がレストラン、ショッピングモール、マンションの下だろうが、演奏衣裝が優(yōu)雅な舞臺(tái)衣裝やユニークな著ぐるみだろうが、4人はそうしたことを一切気にすることなく純粋に音楽を楽しんでいる。

そして上海にはまるで同ドラマそのもののような「カルテット」が実在するという。4人の個(gè)性豊かな90後（1990年代生まれ）は「山澤カルテット」を結(jié)成し、同ドラマのように優(yōu)雅さと庶民っぽさが混在したスタイルとなっている。4人はクラシック音楽には実は様々な楽しみ方があると考えており、演奏會(huì)場(chǎng)も客層もステージパフォーマンスのいずれにも制限を一切に設(shè)けていない。

「山澤カルテット」は現(xiàn)在、上海にある新しいコワーキングスペース「米域MIXPACE」で巡回公演「成人法則」を開(kāi)催しており、その曲目の全てが同ドラマで使用された曲となっており、公演の度にに大勢(shì)の観客が集まっている。

「山澤カルテット」は2017年に結(jié)成され、1992年生まれの陳宏達(dá)さんがその発起人だ。

同ドラマの「ドーナツホール」と同じく、「山澤カルテット」の擔(dān)當(dāng)楽器は第1?第2バイオリン、ヴィオラ、チェロで構(gòu)成されている。第2バイオリン擔(dān)當(dāng)は上海音楽學(xué)院に大學(xué)院生として通っている劉沁妤さん、ヴィオラ擔(dān)當(dāng)は上海音楽學(xué)院4年生の武梓顔さん、チェロ?yè)?dān)當(dāng)は華東師範(fàn)大學(xué)管弦楽學(xué)科修士課程の丁果果さん、第1バイオリン擔(dān)當(dāng)は4人の中で唯一大學(xué)で音楽を?qū)Wんでいない陳宏達(dá)さん。