ネット上で話題になったあるエピソードが、多くのネットユーザーを感動(dòng)させている。その投稿にはわずか1日で8萬(wàn)回の「いいね！」が寄せられ、約3萬(wàn)回転載された。物語(yǔ)の主人公は許艾菲さんという女性で、彼女は12日、浙江省中醫(yī)院で自分の造血幹細(xì)胞198ミリリットルを提供した。彼女の造血幹細(xì)胞は天津に移送され、15歳になる男の子の命を救う希望となった。中國(guó)放送網(wǎng)が伝えた。

許さんは18歳の時(shí)から、毎年獻(xiàn)血を続けている。2009年に獻(xiàn)血した際に、ついでに血液サンプル2本を採(cǎi)取し、それらのサンプルは中華骨髄バンクに入れられた。今年5月、彼女と白血病を患った男の子の白血球抗原（HLA)型が見(jiàn)事に一致した。

骨髄バンクで患者とのHLA型が一致しても、ドナーが最終的に提供に二の足を踏み、患者の望みが無(wú)殘にも斷たれるケースが多い。しかし、許さんは勇気ある女性だった。9月8日から11日までの4日間連続で8本の注射が打たれ、彼女の腕は「ハチの巣」?fàn)顟B(tài)となった。彼女は、「最も苦労したのは、寢がえりを打つ時(shí)に腕を持ち上げられないことだった。全身が麻痺して、まるで肉體が壊れそうだった」とその時(shí)のことを振り返った。これほど大変な思いをした彼女だが、病気の男の子に手紙を送り、病魔に打ち勝つよう勵(lì)ました。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月19日