▽概念と理性が親に負(fù)けていない

少し前、「劇辛スナックを買うのにローンを組む」という話題がインターネットにたびたび登場(chǎng)した。データでも、ローンによる消費(fèi)では、90後の利用度が80後、1970年代生まれ（70後）、1960年代生まれ（60後）を大きく上回ることがわかる。ローン消費(fèi)や後払い消費(fèi)を奨勵(lì)するネット商品やツールが、若い人々の世界にますます多く入り込み、それにともなって疑問の聲も上がるようになっている。

90後は本當(dāng)に「宵越しの銭は持たない」のだろうか。こうした質(zhì)問を當(dāng)の90後にぶつけてみると、誰もが、「自分は確かにそういうローン消費(fèi)商品を搭載、開通、使用したことはあり、周りにいる學(xué)生もそういう経験を多かれ少なかれしている」と話すが、だからといって彼らがローン消費(fèi)商品を100％支持しているわけではない。

今年5月、アント花唄が発表した「2017年若者消費(fèi)生活報(bào)告」によると、「中國(guó)の1億7千萬人近い90後のうち、（消費(fèi)ローンサービスの）花唄を開通させた人は4500萬人を超え、平均して90後の4人に1人が花唄を利用していることになる」という。

だがこのサービスの機(jī)能を開通させたことが後払い消費(fèi)を好むこととイコールとするのは、偏りのある見方だといえる。雷副研究員は、「70年代は90年代よりも確実に節(jié)約志向があると単純に決めつけることはできない。社會(huì)の変化により90後は幼いうちから消費(fèi)との接觸が始まり、家庭での教育により早くから関心がある場(chǎng)合などは、金銭に対する概念も理性も親たちに負(fù)けていない」との見方を示す。

一部の90後のローンによる後払い消費(fèi)は彼らの聡明さと獨(dú)立心を反映するものという人もいる。9月中旬には、有名科學(xué)技術(shù)メディアが調(diào)査結(jié)果のショートフィルム「ローンを利用する若者たち」を公開。登場(chǎng)する3人の90後はローン消費(fèi)が提供する便利さと時(shí)間差を存分に利用し、起業(yè)スタート時(shí)期の財(cái)務(wù)圧力をうまく緩和し、自分に投資し、夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)させていた。このフィルムは中央政府の公式微信（WeChat）アカウントにも転載された。

こうしてみると、ローンと聞いてすぐ顔をしかめるのは、どうやら解釈のしすぎのように思われる。