広州を離陸した中國南方航空エア?バスA330型旅客機が現(xiàn)地時間5日、オーストラリア?ケアンズ國際空港に到著、中國大陸部とケアンズを直行で結(jié)ぶ初の定期路線が開通した。広州-ケアンズ線は毎週3往復で、飛行時間は7時間半。人民日報が報じた。

オーストラリア?クイーンズランド州北部にあるケアンズは、同州の重要な窓口となっている、世界的に有名な観光名所。統(tǒng)計データによると、中國は、クイーンズランド州にとって最も大きな観光消費市場であり、成長が最も著しい國際的な観光客源國となっている。

2016年、クイーンズランド州における中國人観光客による経済収益は10億オーストラリアドル（１オーストラリアドルは約85円）を上回った?，F(xiàn)地紙ケアンズ?ポストの報道によると、新路線の就航によって、ケアンズを訪れる観光客の増加數(shù)は年間3萬3千人、今後3年以內(nèi)に9千萬オーストラリアドルの収入が新たにケアンズにもたらされると見込まれている。

中國人団體客のオーストラリア観光旅行が正式に始まった1999年から2016年までに、オーストラリアを訪れた中國人観光客は13倍にまで増加した。「中國-オーストラリア観光年」にあたる2017年は、オーストラリアを訪れる外國人観光客の8人に1人は中國からの観光客で、オーストラリアにおける外國人観光客の消費総額の4分の1は、中國人観光客によるものとなっている。オーストラリア?中國工商業(yè)委員會（ACBC）がこのほど発表した報告では、オーストラリアを訪れる中國人観光客數(shù)は、2026年までに現(xiàn)在の3倍に増え、年間延べ330萬人に達すると予測されている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月8日