春節(jié)（舊正月、今年は2月16日）が訪れ、中國(guó)のインターネット界では「ブロックチェーンに夢(mèng)中になって眠れない」現(xiàn)象がみられるようになった。さまざまな投資の達(dá)人や起業(yè)家、蕓能人などが、「ブロックチェーンの未來は明るい」としている。ブロックチェーンの技術(shù)はメインフレーム（大型コンピューター）、パーソナルコンピューター、インターネットに続くコンピューターモデルの飛躍的な革新（イノベーション）とされ、世界に新たな技術(shù)革新と産業(yè)革命を起こす可能性が高いと考えられている。「銭江晩報(bào)」が伝えた。

実際、ブロックチェーンはすでに日常生活のさまざまな場(chǎng)面に浸透している。春節(jié)の「集五福イベント」（5種類の福カードを集めてお年玉をもらうイベント）では、アントフィナンシャルサービス グループが金融生態(tài)圏を構(gòu)築し、ブロックチェーン活用の地ならしをした。2016年7月には、アントが支付寶（アリペイ）の慈善事業(yè)プラットフォームのオンラインブロックチェーンによる福祉寄付プロジェクトを始動(dòng)させ、すべての寄付金の全プロセスを追跡できるようにした。

データをみると、阿里巴巴（アリババ）はブロックチェーン技術(shù)で49件の特許を取得し、件數(shù)は世界一だ。17年には世界企業(yè)500社入りした浙江省杭州市の企業(yè)5社が國(guó)際特許90件を取得し、総取得件數(shù)は116件になった。

杭州市政府はさきに「ブロックチェーン」を18年の政府活動(dòng)報(bào)告での今後の重點(diǎn)産業(yè)の3位に位置づけた。今から1ヶ月後には、世界規(guī)模のブロックチェーン関連フォーラムを開催するという。

騰訊（テンセント）はブロックチェーンの金融シーンや技術(shù)シーンでの融合をめぐる配置に重點(diǎn)を置き、16年に金融ブロックチェーン協(xié)力連盟を発足させた。17年4月にはブロックチェーンプラン白書も発表した。百度は7月21日、ブロックチェーンのオープンプラットフォーム「BaaS」を打ち出した。ビジネスレベルのブロックチェーンクラウドコンピューティングプラットフォームで、資金貸出、資産の証券化、資産取引所などの業(yè)務(wù)に応用が可能だ。

ブロックチェーンは大ヒットの投資分野になりつつ、大勢(shì)のプレイヤーが參畫し、網(wǎng)易は網(wǎng)易招財(cái)貓、迅雷は玩客幣とそれぞれデジタル通貨を打ち出し、人人網(wǎng)はブロックチェーンプラットフォームの人人坊を開設(shè)した。

ますます多くの有名企業(yè)が大金を投じて、ブロックチェーンの技術(shù)とビジネス上の知識(shí)を備えた人材を取り込もうとしている。大手人材募集プラットフォームを見ると、ブロックチェーンの人材市場(chǎng)に最も勢(shì)いがあり、エンジニアや技術(shù)マネージャーなどの職種は、年収30萬元（約507萬円）は當(dāng)たり前で、職場(chǎng)によっては100萬元（1690萬円）を超えることもある。こうした人材は自動(dòng)車、生活サービス、ネットセキュリティ、EC、インターネットファイナンスなどさまざまな産業(yè)に分布する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年2月28日