「ジュラシック?ワールド／炎の王國(guó)」が好評(píng)上映中だ。暴走する恐竜と逃げ惑う人々に、観客は視覚的にも聴覚的にもスリルを感じ、なかでもインドラプトルは特に迫力満點(diǎn)だ。

中米豪恐竜足跡観測(cè)隊(duì)は18日、山東省◆城県（◆は炎におおざと）で300個(gè)以上の恐竜の足跡を発見したと発表した。これは今から1億年前に恐竜たちが暮らしていた証となる。

國(guó)內(nèi)で有名な恐竜マニアである唐永剛氏は2015年、化石愛好家の柳洋氏と現(xiàn)地を調(diào)査した際に、密集する恐竜の足跡を発見した。この足跡を研究するため、中國(guó)地質(zhì)大學(xué)（北京）の邢立達(dá)準(zhǔn)教授を中心とする、臨沂大學(xué)古生物研究所の王孝理教授、張軍強(qiáng)博士、郭穎博士ら學(xué)者がこの足跡を調(diào)査した。

恐竜の足跡が見つかったとしても、一般的にはその種類は1?2種に留まることが多い。しかし李荘足跡エリアには、肉食の三前指型?中型獣腳類の足跡、小型獣腳類の足跡、微小型獣腳類の足跡、二前指型?小型デイノニコサウルス類、それから草食の幅狹の竜腳形類の足跡、幅広の竜腳形類の足跡、鳥類の足跡といった7種類があり、全體で300個(gè)以上の足跡が見つかった。

◆実寫版「ジュラシック?パーク」

邢氏は取材に対し、「300個(gè)という數(shù)は特に多いわけではないが、これほど多様なのは稀だ。これは同エリアの自然環(huán)境が非常に優(yōu)れており、各種恐竜がここで繁殖していたことを意味する」と説明した。

臨沂大學(xué)古生物研究所長(zhǎng)の王孝理教授は、「同エリアではまだ恐竜の骨格の化石が見つかっていない。そのためここでどのような恐竜が生活していたかを伝えるのは、恐竜の足跡のみとなっている。足跡の多様性は驚きで、まさにジュラシック?パークそのものだ」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月19日