天貓商城(Tmall)が発表したデータでも、7月16日のセールイベントの初日に、エアコンの取引額が前年同期比800%増加している。
薬局を取材したところ、重慶市では今年7月に暑さ対策醫(yī)薬品の販売量が目立って伸びたことがわかった。渝中區(qū)にある修正堂薬房の店員の話では、「ここ數(shù)週間で、金銀花露、藿香正気口服液、藿蕾香正気水などの暑さ対策醫(yī)薬品の売り上げが昨年の同じ時(shí)期と比べて80%近く増加し、中でも蕾香正気口服液は多い時(shí)で一日に50箱売れた」という。
▽ザリガニの販売量?価格が急上昇
サッカーのワールドカップ開催期間中のブームに後押しされて、ザリガニの販売量が引き続き増加し、夏になっても勢いは衰えない。高溫の日が続くのにともなって、ザリガニの価格も上昇を続けている。気溫が高くなるとザリガニの輸送はそれだけ難しくなり、気をつけないと輸送中に大量に死んでしまう。関連の実験によると、ザリガニはきれいな水を好み、汚れた水の中にいると、活力が大いに低下し、暑い天候になると、大量死の危険がある。長距離の輸送にも耐えられないので、輸送における損失コストも大きい。また業(yè)界関係者によれば、ザリガニの成育に最適な溫度は15~30度で、30度を超えると成長が止まり、穴を掘って暑さを避けるようになるので、生産量がガクッと減るという。
今年7月以降、重慶市の永輝スーパーではザリガニの小売価格が500グラムあたり39元前後で、前年より10元ほど値上がりした。一部のレストランではザリガニメニューの価格が40%近く値上がりしたという。
農(nóng)業(yè)部がこのほど発表した「中國ザリガニ産業(yè)発展報(bào)告(2018年)」によれば、2017年には中國でザリガニの社會(huì)?経済における総生産額が2685億元に上り、前年日83.15%増加した。ここ數(shù)年、資本が次々と參入して、ザリガニの整った産業(yè)チェーンが構(gòu)築された。ザリガニ経済の従事者は500萬人を超え、ザリガニレストランも1萬7千店を突破したという。
笑う人がいれば影で泣く人がいるのはこの世の常だ。今年の夏の暑さは「高溫経済」をヒートアップさせたが、同時(shí)に一部の企業(yè)の「心膽を寒からしめ」てもいる。かつて人気を誇った食品市場、茶館、レストランは閑古鳥が鳴き続け、一部の店の関係者は、「毎年夏になるとほとんどもうけが出ない。このままだと、エアコンの電気料金も払えなくなる」と嘆く。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月9日
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