ここ數(shù)年、極地観光の人気が徐々に高まり、南極ツアー、北極ツアーが人気の観光ルートになっている。人民網(wǎng)が伝えた。
國際南極旅行業(yè)協(xié)會(IAATO)がまとめたデータをみると、2016年から17年までの間に、南極を訪れた観光客は合計で4萬4367人に上り、このうち中國人観光客が12%を占め、米國の33%に次ぐ世界2位だった。北極観光に関してIAATOの統(tǒng)計データはないが、成長局面は南極と共通だ。攜程旅行網(wǎng)がこのほど発表した「中國人極地観光報告」によると、中國人観光客がオンライン旅行予約プラットフォームで予約できる南極ツアー、北極ツアー、オーロラツアーは1千件以上あり、17~18年には両極観光の申込者は3倍に増加し、一人あたり平均消費(fèi)額は5萬元(約80萬6376円)になるという。
より多くの観光客を誘致するため、極地観光のスタイルがますます多様化し、固定的な観光スポットの見學(xué)や遊覧を土臺として、これに雪原キャンプ、氷海ダイビング、ホエールウォッチング、ヘリコプターアドベンチャーなどの刺激に満ちたオプションや限界に挑むプログラムなどが加わるようになった。
▽80後と60後が極地観光の中心
極地観光はまだ相対的に高級路線のニッチ市場といえるが、市場が急速に発展するのにともない、顧客層の構(gòu)造もニーズも多様化の動きをみせる。同報告によれば、ここ2年ほどの極地観光消費(fèi)者は若年化の傾向が顕著で、80後(1980年代生まれ)は南極旅行者では46%を占め、北極旅行者ではさらに多い70%を占めるという。
同報告によると、両極旅行商品の顧客層は年齢が二極分化し、南極ツアーは45歳以上の中高年層が58%を占め、オーロラツアーは90後(1990年代生まれ)の若い世代が中心で19~35歳が50%を超える。
30~50歳の青壯年世代は極地に対して、非常にクール、ロマンティック、別格といったイメージを他の世代よりも強(qiáng)く抱く傾向があり、南極ダイビング、氷山キャンプ、シーカヤックなどのプログラムに挑戦する人が引きも切らない。ロマンティックな北極オーロラ體験の人気も非常に高い。また70歳以下のリタイア組は海外旅行で行っていないのは極地だけという人が多く、希少なハイエンドの極地観光資源を楽しみたいと考えると同時に、商品の安全性などに他の世代よりも高い要望を持っている。
同程旅遊?遊覧船事業(yè)部の孫傑最高経営責(zé)任者(CEO)は、「若い観光客がより注目するのは冒険、刺激、新しいプログラムで、上陸探検、極地トレッキング、ヘリコプター遊覧などを好む。中高年は極地探検などのプログラムはもとより、両極の文化や深みのある體験にもより高い関心を寄せる。そこで極地に向かう客船では、極地専門家による講座や文化サロンといったイベントが頻繁に開催されている」と説明する。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月22日
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