「もっと上、下だ、しっかりつかめ」畫(huà)面のロボットアームの動(dòng)きに注目しながら、船內(nèi)の人々の胸が高鳴った。30分後、機(jī)械が収穫を手にし水から上がった。數(shù)は多くないものの、やっとの思いで捕まえた「獲物」ばかりだ。9月上旬の大連沖では、照りつける太陽(yáng)よりも熱い「水中ロボット目標(biāo)キャッチコンテスト」の戦いが展開(kāi)されていた。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。
「私たちが食べる野生のナマコは、すべて人の手で捕まえられたものだ」とする中國(guó)工程院院士の高文氏のこの言葉は、ロボット「潛水」の最も実際的な目的だ。高氏の説明によると、中國(guó)にはナマコを食べる食習(xí)慣があるが、現(xiàn)在の生産條件ではナマコやアワビなどの海産物は、潛水士が潛水して捕獲する必要がある。これは大変な作業(yè)でハイリスクでもあり、潛水士は40代までしかこの仕事を続けることができず、殘りの人生は長(zhǎng)期的な潛水の影響による高窒素血癥に悩まされることになるという。高文氏は、「健康を犠牲にする仕事なので、あと20年もすればこの仕事をやろうとする人がいなくなるだろう。そうなるまで、ロボットによる代替を目指さなければならない」としている。
漁業(yè)従事者の健康の安全を守るだけでなく、ロボットの水中作業(yè)には海洋保護(hù)のメリットがある。國(guó)內(nèi)の水産物は消費(fèi)量が多く、引網(wǎng)による亂獲が中心で、海洋の生態(tài)を大きく破壊している。沈沒(méi)船引き上げなど大型水中作業(yè)に用いられる従來(lái)の大型水中裝備品と異なり、水中ロボットはコンパクトで柔軟性が高く、物をつかんだり、緊急救助や水中観測(cè)などの作業(yè)に用いることもできる。ロボットを使い需要に基づき精確に漁獲できれば、産業(yè)チェーンの好循環(huán)が形成され、その他の水生生物も影響を免れることができる。
目標(biāo)キャッチコンテストに參加した北京航空航天大學(xué)と中國(guó)科學(xué)院自動(dòng)化研究所の共同チームは、軟體ロボットを研究する唯一の參加チームだ。彼らのロボットはタコのように柔らかい腕と手を持ち、攜帯電話のような貴重品やエッグタルトのような壊れやすい物までつかむことができる。北京航空航天大學(xué)のチームを率いた文力教授によると、今年のロボットには「伸びる腕」など、大きな改良點(diǎn)があったとし、「観察により、タコの腕の筋肉が伸びることを知った。今年はロボットアームを2?3倍に伸びるようにし、効率を大幅に高めた。これからはロボットのスマート水準(zhǔn)を高め、自主性を強(qiáng)める予定だ」としている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年9月10日
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