日本政府は18日、新たな「防衛(wèi)計(jì)畫の大綱」と「中期防衛(wèi)力整備計(jì)畫」を閣議決定した。自衛(wèi)隊(duì)の「領(lǐng)域橫斷」防衛(wèi)體制の構(gòu)築、現(xiàn)有艦艇の空母化、新裝備の大量調(diào)達(dá)などを含む內(nèi)容だ。軍事専門家の杜文龍氏は中國(guó)中央テレビ（CCTV）の取材に、新「防衛(wèi)計(jì)畫の大綱」は「進(jìn)攻計(jì)畫の大綱」であり、いわゆる「専守防衛(wèi)」ではないと指摘した。

新「防衛(wèi)計(jì)畫の大綱」は、日本を取り巻く安全保障環(huán)境について「格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増している」と指摘。宇宙?サイバーなど新たな領(lǐng)域の防衛(wèi)力を一層強(qiáng)化し、「領(lǐng)域橫斷」作戦體制を構(gòu)築する必要があるとした。また、「いずも」型ヘリコプター搭載護(hù)衛(wèi)艦を改修して空母化し、戦闘機(jī)を搭載可能にするとした。

新「中期防衛(wèi)力整備計(jì)畫」は今後5年で、陸上配備型イージス?システム（イージス?アショア）や無人水中航走體（UUV）などを?qū)毪工毪趣筏俊，F(xiàn)有艦艇の空母化構(gòu)想に合わせ、短距離発著艦の可能なF-35Bステルス戦闘機(jī)を艦載機(jī)とする。日本の今後5年間の防衛(wèi)費(fèi)は総額で約27兆4700億円となる。日本メディアによると、これは過去最大だ。

従來「防衛(wèi)計(jì)畫の大綱」は10年ごと、またはそれ以上の周期で見直されることが多かったが、近年見直しの周期が明らかに短くなっている。日本メディアによると、今回安倍政権はわずか5年で再び見直し、各種防衛(wèi)裝備の拡充を加速したのみならず、空母化など議論のある內(nèi)容を盛り込んだため、防衛(wèi)政策が「専守防衛(wèi)」原則の制約を突破し続けていることを問題視する聲が日本各界から挙がっている。

杜氏は「今回の『防衛(wèi)計(jì)畫の大綱』には進(jìn)攻面で大膽な想定と行動(dòng)がある。特に多用途航空母艦の建造及び現(xiàn)有艦艇の空母化は、海上での拡張が日本の今後の重要な一歩となる可能性を物語っている」と指摘。

「新『防衛(wèi)計(jì)畫の大綱』は『進(jìn)攻計(jì)畫の大綱』であり、いわゆる『専守防衛(wèi)』ではない。日本が多くの分野で重大な変化、さらには転覆的な変化を起こした場(chǎng)合、軍事力バランスを含む地域全體の情勢(shì)に深刻な傾きが生じ、地域、周辺、さらには世界に対して悪影響をもたらすだろう」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月21日