1人で住み、1人でご飯を食べ、1人で旅行し、1人で生活する…消費(fèi)の高度化にともない、単身者?獨(dú)居者層に向けた巨大な消費(fèi)市場が緩やかに形作られている。2枚入りパックのパンはコンビニエンスストアの棚をみるといつも売り切れで、「1人でごはん」のアドバイスはますます多く出回り、200ミリリットル入りの赤ワインの小瓶が人気で、洗濯機(jī)や冷蔵庫といった生活家電は「シングル向け」が次々売り出される…こうした消費(fèi)生活の中の細(xì)々した情景は、「おひとり様経済」が誕生し発展しつつある様子を靜かに映し出している?!肝臏髨?bào)」が伝えた。
すべての人がお一人様経済を評価しているわけではない。コンビニチェーン?好隣居の陶冶社長は、「未來の消費(fèi)の主流も引き続きファミリー世帯が中心になる。お一人様の消費(fèi)支出は合わせても、市場シェアのごく一部分に過ぎない」と述べた。
中國社會科學(xué)院財(cái)経戦略研究院の張寧博士は、現(xiàn)在の日本社會の高い未婚率が経済に與えるマイナス影響を考察し、「目下の単身者にはより強(qiáng)い購買力と消費(fèi)意欲があるが、それが必ずしも積極的な経済への寄與には転換していない。人々が當(dāng)然だと考えていることは、単身の都市で働く人々が消費(fèi)モデル全體を変えつつあり、娯楽やセルフケアなどの産業(yè)が利益を得ている、ということだ。だが自分は、ますます増える?yún)g身者や獨(dú)居が経済に與えるマイナス影響の方がプラスの影響よりも大きいと考える。単身者が背負(fù)う責(zé)任は同年齢の既婚者よりも小さいので、自由気ままな生き方を選びやすく、仕事へのエネルギーを失いやすいからだ」と述べた。
醤醤さん(仮名)は日本で経済を勉強(qiáng)する大學(xué)院生で、代理購入を手がけると同時(shí)にアルバイトもしており、忙しくて夜の12時(shí)にならないと眠れない毎日だ。周囲を見渡すと、日本人の學(xué)友たちは消費(fèi)意欲が低いだけでなく、結(jié)婚したがらない人が多いことに気づいた。結(jié)婚して家庭への責(zé)任を負(fù)うことは避けたいのだという。単身者の中には家庭のためによりたくさん稼がなければというプレッシャーがないので、自分の食い扶持さえ稼げればいいという人もいるという。
醤醤さんは、「男性の多くは自分には家族を養(yǎng)う力がないと考えており、実際に一家を養(yǎng)うことのプレッシャーは大きい。私の知り合いの日本人男性の場合、両親が彼のために家を用意しており、働きたくなければ、この家を賃貸に出して家賃で暮らせる。年を取ったら家を売り、田舎に行ってまた家を買い、2つの家の差額で老後の暮らしを立てるのだという。そんな彼だが、私たち中國人の方が暮らしが大変だと思っている」と話した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月25日