中國経済の急速な発展や市場のさらなる開放にともない、日本企業(yè)の対中投資意欲が一層の高まりをみせている。中國日本商會と日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)(ジェトロ)がこのほど発表したところによると、日本企業(yè)の対中投資は2017年に連続減少の流れを転換させ、18年は再び力強(qiáng)さをみせて中國市場開拓の取り組みが強(qiáng)化されるとともに、「一帯一路」(the Belt and Road)関連政策に高い関心が集まり、関連プロジェクトへの投資も増加したという。「経済日報」が伝えた。
ジェトロがまとめた最新の統(tǒng)計(jì)によると、18年上半期に対中投資が最も多かった日本の産業(yè)は自動車、機(jī)械、醫(yī)薬品などで、投資件數(shù)でみると新エネルギー自動車分野が最も多かった。
では、日本企業(yè)の対中投資の拡大を促進(jìn)した原因は何だろうか。
(1)日本企業(yè)の中國での営業(yè)利益が増加したこと。ジェトロが18年に対中投資を行った企業(yè)を?qū)澫螭苏{(diào)査を行った結(jié)果、42%が「営業(yè)利益が増加した」と答え、35.3%「営業(yè)利益は17年と橫ばい」と答えた。この割合をみると、中國で営業(yè)活動をする日本企業(yè)の大部分が経営狀態(tài)は好調(diào)だということがわかる。安定した利益により、多くの日本企業(yè)は対中投資をさらに拡大したいと考えている。
(2)中國のビジネス環(huán)境がより改善されたこと。中國政府は開放拡大の方針を堅(jiān)持し、外資系企業(yè)の投資に関する政策を打ち出し、日本企業(yè)に政策面での強(qiáng)い支援を與え、投資への信頼感をもたらしてきた。現(xiàn)在、外資系企業(yè)が參入できる投資分野はますます増加し、関連政策は緩和が進(jìn)んでいる。こうした流れが対中投資をしてみたい、対中投資を引き続き拡大したいと考える日本企業(yè)にとって、非常に大きな誘致力を発揮している。
(3)中國新エネルギー自動車市場が幅広く評価されていること。中國自動車市場は非常に規(guī)模が大きく、自動車産業(yè)も日本企業(yè)の対中投資における重點(diǎn)分野だ。中國政府の新エネ車関連の政策の方向性は、日本の自動車産業(yè)にとって対中投資拡大の方向性を明確に指し示すものであり、実際に18年の対中投資は目立って増加した。
(4)中國消費(fèi)市場の不斷の高度化がビジネスチャンスをもたらしたこと。中國経済の急速発展と一般の人々の収入の持続的増加にともない、品質(zhì)がよくデザインが重視される製品への需要がますます拡大している。日本企業(yè)もこれを踏まえて対中投資の方向性を調(diào)整し始めた。日本の日用消費(fèi)財、家電、日用化學(xué)品などの各産業(yè)は中國市場開拓に力を入れており、投資が急速に伸びている。
(5)日本企業(yè)の「一帯一路」関連プロジェクトへの投資意欲が上昇したこと。ここ2年ほどの間に、日本企業(yè)は中國の「一帯一路」プロジェクトにますます注目するようになり、投資も増加した。現(xiàn)在、日本企業(yè)のプロジェクト投資は中國國內(nèi)に限定されず、第三國市場へと拡大している。18年10月には、第1回中日第三國市場協(xié)力フォーラムが北京で開幕し、會期中に50件以上の協(xié)力プロジェクト合意が結(jié)ばれた。中日の第三國市場協(xié)力は第三國のインフラ投資分野に集中し、特に交通?物流、産業(yè)高度化、金融による支援などの分野に集中する。これは日本の「一帯一路」への參加が絶えず深まりをみせるということでもある。
結(jié)局のところ、中國市場を評価し、中國経済に熱い期待を寄せ、中國市場の優(yōu)位性の力を借りながら、企業(yè)自身がより高く、よりよい方向へ進(jìn)むのを願うというのが、日本企業(yè)による対中投資拡大の根本的原因だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月1日
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