上海稅関の統(tǒng)計(jì)によると、2018年に同稅関エリアで輸入された日本製の美容?化粧品?コスメ商品は前年比98.4％増の62億9000萬(wàn)元（1元は約16.2円）だった。その増加幅は、日本から輸入された主な商品の上昇幅でトップだった。新華網(wǎng)が伝えた。

日本からの化粧品?コスメ商品の輸入が倍増していることは、中國(guó)の消費(fèi)者がますます「顔面偏差値」を重視するようになり、そこに新たな需要が生じていることを示している。上海市商務(wù)委員會(huì)の統(tǒng)計(jì)によると、2018年の上海市場(chǎng)の化粧品の売上高は前年比15％増以上となり、化粧品が中國(guó)人の近年の消費(fèi)高度化を象徴する商品となっている。

中國(guó)市場(chǎng)の動(dòng)向を注視し、その膨大で急速に発展する市場(chǎng)からイノベーションの原動(dòng)力を得ようと、日本の化粧品大手?資生堂は今年初め、上海に「中國(guó)事業(yè)イノベーション投資室」を設(shè)けた。この本社直轄の機(jī)関は、中國(guó)の関係イノベーション企業(yè)との提攜推進(jìn)に重點(diǎn)的に力を注ぎ、中國(guó)の消費(fèi)者の動(dòng)向を注視し、現(xiàn)有事業(yè)のイノベーション?開発を加速させていく計(jì)畫という。

2018年に上海稅関エリアで輸入された日本製の集積回路の総額は前年比10.5％増の378億3000萬(wàn)元と、同稅関エリアにおいて日本から輸入された製品分野の中でトップだった。計(jì)測(cè)?分析?検査機(jī)器の輸入総額は前年比7.5％増の151億8000萬(wàn)元、プラスチック原料は同2.2％増の122億5000萬(wàn)元だった。一方で鋼材は前年比3.4％減の119億3000萬(wàn)元だった。

2018年に上海稅関エリアで輸入された自動(dòng)車の臺(tái)數(shù)と金額は減少していたにもかかわらず、日本から輸入された自動(dòng)車は前年比6.6％増の105億6000萬(wàn)元だった點(diǎn)は注目に値する。

上海は中國(guó)最大の対外貿(mào)易通関地の一つで、現(xiàn)在、日本は上海稅関エリアの4番目に大きな貿(mào)易パートナー、4番目に大きな輸出相手、2番目に大きな輸入先となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年2月3日