中國の改革開放がさらに深まるのにつれて、中國に対する認(rèn)識を強(qiáng)化し、対中協(xié)力を強(qiáng)化することが米國の利益にかなう。
米國のジェームズ?モラン元下院議員には20年以上にわたり政治家として活躍してきた。これまで複數(shù)回にわたり訪中し、改革開放が中國と米中関係にもたらした巨大な変化を目の當(dāng)たりにしてきた。
モラン氏は1980年代に初めて北京を訪れた時のことを今でもはっきり覚えているという。最も強(qiáng)い印象を受けたのは、當(dāng)時街中を行きかう人々はみな自転車に乗っていたことだ。だが、こうした狀況は現(xiàn)在すでに変わっている。2018年11月時點で、中國の自動車保有臺數(shù)は3億2500萬臺に達(dá)している。モラン氏は、「過去40年間において、中國は地球上のどの國よりも速く変化した。世界の貧困削減の7割以上が中國で起き、世界経済成長の30%以上が中國で生じた。これほど多くの民衆(zhòng)の生活が、極めて短い期間にこれほど大きく改善された。このように中國の得た成果は奇跡と言ってもおかしくない」と感慨深げに語った。
「中國の経済発展の広さには深い印象を受ける。例えば貧困根絶では、人類の文明の歴史において、過去數(shù)十年間における中國のようなケースが起きたことはない。こうした経済のモデル転換が持続可能性のある社會のモデル転換を支えた」とモラン氏は語る。
訪中を重ねてきたモラン氏は中國の高官や民衆(zhòng)とも身近に交流してきた。そんなモラン氏は、「中國の人々は聡明で勤勉だ」としており、英語を?qū)Wぶ時の中國民衆(zhòng)の真剣な姿が勤勉性の例証の1つに映る。そして、「少し前に中國の友人と雑談したが、米國文學(xué)や作家のマーク?トウェインに対する彼の理解は多くの米國人に勝っていた」としている。
モラン氏は、中國経済の競爭力は改革開放の過程で質(zhì)的な飛躍を?qū)g現(xiàn)したとし、「米國民の中國製品に対する理解と言えば、最初はその価格の安さ故だった。しかし現(xiàn)在中國は技術(shù)分野で急速に進(jìn)歩している。米國に輸出される中國製品は価格面で優(yōu)位性を備えているだけでなく、品質(zhì)もますます高まってきている。中國は風(fēng)力や太陽光など新エネルギーへの投資で並外れた活気を呈している」と指摘する。
過去40年間の改革開放は中米間に緊密な経済的結(jié)びつきも作り上げた。モラン氏は、「米中間には少なからず溝があるが、われわれは共に民衆(zhòng)の直接的利益にもっぱら関心を注ぐ必要がある。両國の経済は相互依存関係にある。中國なしに、米國経済がどのような狀況になるかを想像するのは困難だ」とした。
中國が対外開放を拡大し続ける過程で、両國民の交流の機(jī)會も増えた。こうした中、中米の人的?文化的交流が急速に発展している。モラン氏は、これを中米関係の基礎(chǔ)を構(gòu)築する力だととらえており、「友情は他國民への理解と尊重を基に生じる。これは衝突を避ける最良の方法であり、世界全體への理解を深める道でもある」とした。
そして、「今日、もし中國について知らなければ自らの競爭力において代償を支払うことになる。中國の経済力と世界への影響力は高まり続けている。米國は次の世代が中國語を?qū)Wび、中國文化を知るようにする必要がある。また中國の改革開放がさらに深まるのにつれて、中國に対する認(rèn)識を強(qiáng)化し、対中協(xié)力を強(qiáng)化することが米國の利益にかなう。われわれは手を攜えて協(xié)力するべきだ。米國は中國の國民生活水準(zhǔn)の向上にしっかりと注目する必要がある。これはわれわれ自身の利益に関わるからだ。米國にとっては、中國と協(xié)力パートナーになることが唯一の現(xiàn)実的選択肢だ」と指摘する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月31日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn