體型やスタイルは、見た目の美しさに関係するだけはなく、健康にも影響を及ぼし得ることは、周知の事実。オランダの研究チームはこのほど、「體型が壽命に及ぼす影響は男性よりも女性の方が大きい」という新たな事実を突き止めた。生命時報が伝えた。
オランダ?マーストリヒト大學醫(yī)療センター疫學部門のLloyd Brandts博士率いる研究チームは、1986年に男女7807人(內訳は男性3646人、女性4161人)の健康データに対する分析を開始した。研究を始めた當初、被験者の年齢は68歳から70歳だった。研究期間中、被験者は自分の體重?身長およびさまざまな身體活動に関する狀況を研究チームに提供した。この身體活動には、庭仕事、犬の散歩、ウォーキング、自転車通勤、スポーツ、住まいの內裝作業(yè)などが含まれていた。その後、被験者に対する追跡調査が、彼らが死に至るまで続けられた。被験者のうち、男性433人と女性944人が90歳以上まで生きた。研究の結果、身長が高い女性は、身長が低く體重が重い女性より、90歳まで生きる確率がより高いことが判明した。具體的には、身長が175センチ以上の女性が90歳まで生きる確率は、身長が160センチ未満の女性より31%高かった。一方、男性の被験者については、このような體型の違いによる壽命の差は見られなかった。だが、男性の場合、運動時間が長ければ長いほど、長壽の可能性が高くなった。1日あたりの運動量が30分間増えるごとに、男性の長生きする確率は5%高くなった。1日あたりの運動量が30分間未満の男性に比べ、1日あたりの運動量が90分間以上の男性が90歳まで生きる確率は39%高かった。一方、女性に関しては、1日あたりの運動量が60分間ほどの女性が、最も長壽だった。そして、1日あたりの運動量が30分間未満の女性に比べ、30分間から60分間の女性が90歳まで生きる確率は21%高かった。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年2月26日