ブラジルのラブラス市立大學(xué)(UFLA)とオランダのユトレヒト大學(xué)メディカル?センターの研究チームはこのほど、「食事をしながらスマホをいじる、いわゆる『スマホ飯』は、つい食べ過ぎる傾向があり、摂取カロリー過多に陥り、體重増加の原因となる」という事実を発見した。新華網(wǎng)が伝えた。
研究チームは、若者62人を被験ボランティアとして募り、健康食品?ソフトドリンク?チョコレートから自由に摂りたいものを選んで満腹になるまで食べてもらうという実験を行った。研究チームは、被験者に計3回この実験を行い、1回目は「食べることだけに専念する」、2回目は「スマホをいじりながら食べる」、3回目は「紙に書かれた文章を読みながら食べる」ようにしてもらった。その結(jié)果、被験者の平均摂取カロリーは、「食べることだけに専念」したとき」は535キロカロリー、「スマホをいじりながら食べたとき」は591キロカロリー、體重超過気味の被験者はより高く、平均616キロカロリーだった。さらに、研究チームは、スマホをいじりながら食事をすると、ただ食事だけをした時に比べ、高脂質(zhì)食品を選ぶ確率が10%高いことを?qū)澲工幛俊¥长韦郅?、紙に書かれた文章を読みながら食べることでも、カロリーをより多く摂取する結(jié)果となった。
研究チームは、「いまやスマホは、子供を含む誰にとっても、食事中の主な『邪魔者』と化し、摂取すべき食べ物の適量を正確に把握するという脳の働きを阻害している。このため、人々が食事を口に入れる時の判斷に、スマホがどれほど大きな影響を及ぼしているかに関心を持つことには、重要な意味合いがある」との見解を示した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月27日