「健康食品マニアの人々は健康食品が謳っている『抗がん作用』は、決して薬品監(jiān)督管理部門から承認されたものではないことを心すべきだ」としたのは米ペンシルバニア大學醫(yī)學部の張洪濤準教授で、このほど、広東省薬品監(jiān)督管理局が主催した科學普及講座で、人々に注意を促した。広州日報が伝えた。
張準教授は、「薬品監(jiān)督管理局など部門は、健康食品に『抗がん作用』があることを?qū)g証していない。しかし現(xiàn)在、健康食品は誇大広告の深刻な被害にさらされた分野となっており、がん治療効果を備えた『神の薬』であると謳った誇大広告が少なくない。さらには、重要な治療期間であるにも関わらず、患者がそれらの健康食品を信じ込むことで、取り返しのつかない結(jié)果を引き起こすケースさえある」と強調(diào)している。
また張準教授は、「現(xiàn)在、直腸がん、肝臓がん、乳がんの3種類のがんの低年齢化が進んでいる。がん検査および早期診斷?早期治療の面では、次の『4措置の同時進行』を提案する」として以下の4點を挙げている。
1.がん患者登録?報告制度の完備
2.がんの早期検査?診斷?治療の推進強化
3.末端レベルにおける専門能力の向上
4.がん予防?治療の科學的普及?宣伝の拡大
WHO(世界保健機関)國際がん研究機関が発表した最新報告によると、2018年のがん患者新規(guī)増加數(shù)は1810萬人で、死者數(shù)は960萬人に達するとみられている。また、中國國家がんセンターが2014年に発表した統(tǒng)計データによると、1日平均1萬人以上ががんと診斷されており、これは、1分あたり7.5人ががんと診斷されている計算となる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月5日