今年は2020年東京五輪に向けて準(zhǔn)備を整える最後の年となる。全國両會(huì)(全國人民代表大會(huì)?全國人民政治協(xié)商會(huì)議)で全國政協(xié)第13期第2回會(huì)議のスポーツ界委員は東京五輪?パラリンピックへの準(zhǔn)備作業(yè)をどう仕上げるかという話題に特に注目が集まった。全國政協(xié)委員やグループ會(huì)議に參加した國家體育総局の擔(dān)當(dāng)者は、「東京五輪に向けて力を注ぐことには重大な意義がある。東京五輪は中國選手団にとってやや厳しい挑戦になるとみられている。優(yōu)勢を誇る種目で最大の能力を発揮できるよう保証するだけでなく、その戦力をより一層高めるためにいくつかの措置を講じるべきだ」と指摘した。新華社が伝えた。
國家體育総局の高志丹副局長は今後數(shù)年間におけるスポーツ機(jī)関にとっての3大課題は、東京五輪への準(zhǔn)備、北京冬季五輪への準(zhǔn)備、2022年カタール?ワールドカップの予選だとした上で、両五輪の準(zhǔn)備作業(yè)は比較的順調(diào)に進(jìn)んでいるとした。
高氏は、「今年は東京五輪の準(zhǔn)備を整える最後の年であり、予選の正念場の年でもあり、準(zhǔn)備の最終段階と言える?,F(xiàn)在、東京五輪は中國選手団にとってやや厳しい挑戦になるとみられている。その厳しさは主に開催地となる日本選手団によるものとなるだろう。日本は開催地としてあらゆる面で優(yōu)位となる。特に『オリンピックアジェンダ2020』改革で設(shè)けられた有利な條件を十分に利用して、東京五輪に5競技18種目を追加した??帐?、野球?ソフトボール、スケートボード、サーフィン、スポーツクライミングなどで、これらの多くは日本選手団が強(qiáng)い種目となっている。これに元々優(yōu)勢を誇る種目や開催地としての強(qiáng)みも加わって、われわれにとって日本選手団が厳しい挑戦相手となるだろう」と分析する。
全國政協(xié)委員を務(wù)める國家體育総局の李穎川副局長は、「2008年北京五輪から2012年ロンドン五輪、2016年リオ五輪において、中國選手団の金メダル獲得數(shù)は一定數(shù)の減少がみられた。これは中國の競技スポーツのレベル低下を反映している。2020年五輪の開催地である日本はわれわれを猛追している。2019年は東京五輪の準(zhǔn)備にとって正念場の1年となる。狀況は非常に厳しく、われわれは大きなプレッシャーにさらされている」と説明した。
また、李副局長は、「全ての種目の準(zhǔn)備においてアンチ?ドーピングの取り組みを仕上げ、ルールと法律を遵守したクリーンな金メダルを獲得する必要がある」とも指摘する。
日本の卓球チームが近年中國チームの脅威となっている點(diǎn)について、全國政協(xié)委員を務(wù)める中國卓球協(xié)會(huì)の王勵(lì)勤副會(huì)長は自身の競技経験と結(jié)びつけて、「日本は近年(卓球に)多くのマンパワー、モノ、資金を投入している。若手選手の一部はわれわれの視界の中に入りつつあるばかりか、われわれに勝つ選手も現(xiàn)れ始めている。準(zhǔn)備過程においてこれまでの見方で彼らを判斷してはならない。彼らの進(jìn)歩した點(diǎn)を客観的かつ全面的に分析して、訓(xùn)練計(jì)畫を的確に定める必要がある」と語る。
全國政協(xié)委員を務(wù)める五輪金メダリスト(體操)の鄒凱氏は體操について、「われわれには実力がある。特に男子団體、総合、あん馬、つり輪、平行棒のいずれでも金メダルを獲得する実力がある。2020年東京五輪では、まずどうやって肝心な所で點(diǎn)を得るかという問題を解決する必要があり、普段の練習(xí)の成果を出し切る必要がある。それさえできれば、五輪で素晴らしい成績を得られるはずだ」と語った。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月12日