華為（ファーウェイ）の任正非創(chuàng)始者兼最高経営責(zé)任者（CEO）は21日、次世代通信規(guī)格?5Gやチップなどに関する報(bào)道陣の質(zhì)問に答えた。

任氏について良く知る人なら、彼は基礎(chǔ)教育と基礎(chǔ)研究を非常に重視していることを知っているだろう。任氏は、「一つの基礎(chǔ)理論を形成するのに何十年もの時(shí)間がかかる。もし、真剣に理論を研究していなかったら、數(shù)十年後にもっと強(qiáng)大になることはないだろう。チップを例にすると、お金だけつぎ込めばよいというものではない。數(shù)學(xué)學(xué)者や物理學(xué)者、化學(xué)者などが必要となる」と語る。

また、多くの人が毎日使っているスマホを例にして、「當(dāng)社の新型スマートフォン?P30で撮影できる寫真は數(shù)學(xué)だ。今の畫像は『寫す』のではなく、數(shù)學(xué)的に計(jì)算したものだ。人間の目は1億個(gè)のレンズに相當(dāng)するのに対して、カメラのレンズは1つ。スマホは一つのレンズに入ってきた感光點(diǎn)を、數(shù)學(xué)的に數(shù)千萬個(gè)のビジュアルレンズに分解し、それを畫像に再現(xiàn)する。當(dāng)社の數(shù)學(xué)學(xué)者のスローガンは、『人間の目より優(yōu)れたスマホを作ろう』だ」と説明した。

また、「當(dāng)社のスマホのアップグレードが早いのは、戦略的ストックがあるから。ネットワーク上の戦略的ストックは、必要がなくなれば、端末（スマホ）にそれを使い、端末は水を得た魚のようになる。3ヶ月に1回スマホのアップグレードができるのは數(shù)學(xué)學(xué)者のおかげだ」とした。

研究開発の分野を見ると、華為は毎年200億ドル（1ドルは約110.49円）以上を技術(shù)革新のために投じている。任氏は「當(dāng)社の財(cái)務(wù)が少し挫折を経験したとしても、テクノロジーへの資金投資に影響を與えることはない。それに、『弾薬の量』はこれからもますます増えるだろう」とした。

華為は世界に研究開発能力センターを26ヶ所設(shè)置し、數(shù)學(xué)學(xué)者700人以上、物理學(xué)者800人以上、化學(xué)者120人以上が在籍している。任氏は「5Gの基準(zhǔn)は、人類社會(huì)に非常に大きな影響を與える。その発想はどこからきたかと言えば、十?dāng)?shù)年前にトルコのArikan教授の數(shù)學(xué)論文がきっかけだ。Arikan教授がその論文を発表してから2ヶ月後に、私たちが発見し、すぐにその論文を中心とした各種特許の研究を始めた。この10年の間に、Arikan教授のその數(shù)學(xué)理論が技術(shù)、基準(zhǔn)になった。當(dāng)社の5G関連の特許數(shù)は、世界全體でトップとなる27％を占めている」と胸を張った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月22日