西北工業(yè)大學(xué)航空學(xué)院の李占科準(zhǔn)教授が率いる特殊消火ドローン研究チームはこのほど、小型森林火災(zāi)消火弾の地上爆破?拡散実証実験、及びドローンによる高空からの精密地上付近爆破?拡散実証実験に成功した。今回の実証実験は主にドローンの消火弾高空投下技術(shù)、消火弾の遅延地上付近爆破技術(shù)、消火弾の地上?空中拡散性能といった、森林消火ドローンに関わる重要な技術(shù)問題の原理を検証?実験した。科技日報が伝えた。
ドローンは機(jī)動性と柔軟性が高く、垂直離著陸が可能で、場所や地形の制限を受けず消火弾を運び森林に駆けつけ、消防補助救援を行うことができる。既存の森林消防裝備の不足を補うことができる。今回の実証実験で使用された小型森林消火ドローンの高耐荷重マルチローター飛行プラットフォーム、小型森林消火弾、消火弾高空投下?遅延地上付近爆破システムは、いずれも同チームが完全に獨自設(shè)計?開発したものだ。
李氏は取材に対して、「このドローンは構(gòu)造、空気力學(xué)、モーター、発電機(jī)、ローター動力、バッテリーエネルギー、飛行制御などのシステムを総合的に考慮し、共同モジュール構(gòu)築分析及びシミュレーションを行った。マルチローター飛行プラットフォームの火災(zāi)現(xiàn)場の複雑な環(huán)境及び気象條件下における高耐風(fēng)安定飛行能力を?qū)g現(xiàn)した。森林消火弾の外殻の材料は、軽量で脆い、分解可能な高分子難燃材料を採用している。消火弾の消火剤搭載量と消火能力を効果的に高め、環(huán)境汚染を軽減した。消火弾はセパレートタイプで、保管?輸送時に切り離しておき、投下前に合體させる。誤爆を防止し、安全性を保証することができる」と説明した。
消火弾の導(dǎo)爆線にも「二重の保険」がかけられている。接觸信管と遅延信管の二重爆破設(shè)計を採用し、消火作業(yè)中に不発弾が生じることを回避することにより、現(xiàn)場の後の作業(yè)の安全リスクを解消している。
消防ドローンにはさらに優(yōu)れた「眼力」を持っている。レーザー測距照準(zhǔn)及び遅延センサーを組み合わせることで、消火弾の空中爆破及び拡散の高度を正確にコントロールし、森林の地上と梢の効果的な消火を?qū)g現(xiàn)できる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月24日