航天科技集団有限公司(以下「同社」)は19日、「捷竜」固體燃料商用ロケットシリーズ、「騰竜」液體燃料商用ロケットシリーズの開発計畫や今後の打ち上げ計畫を正式に発表した。人民網(wǎng)が伝えた。
「この竜シリーズは、現(xiàn)在の中國內(nèi)外の圧倒的多數(shù)の商用衛(wèi)星の打ち上げ需要をほぼ満たすことができる」。同社第一研究院に所屬する中國ロケット公司の唐亜剛社長によると、竜シリーズは同社の「長征シリーズ」に続く初の商用キャリアロケットブランドで、主に中國內(nèi)外で日増しに拡大する商用ペイロードの軌道打ち上げの需要を満たす。
竜シリーズは現(xiàn)在、上述した「捷竜」「騰竜」の2種類に大別される。
捷竜シリーズ
うち「捷竜」には1?2?3號の固體燃料ロケット、及び「捷竜-S」準(zhǔn)軌道ロケットが含まれる。同シリーズのロケットは高度500キロの太陽同期軌道の200キロから1.5トンの輸送?積載能力を提供でき、直徑1.2メートルから3メートルのカウリングを持つ。同シリーズは「高コストパフォーマンス、高信頼性、スピーディな契約履行、スピーディな打ち上げ」の目標(biāo)達成を目指しており、中國內(nèi)外の商用衛(wèi)星ユーザーのネットワーク構(gòu)築?補完及びペイロード検証などに、信頼でき便利で経済的な専用打ち上げ、定時?定軌道打ち上げと積載サービスを提供する。
騰竜シリーズ
計畫中の「騰竜シリーズ」商用キャリアロケットは液體推進剤を用いる中型キャリアロケットで、將來的に再利用能力がある。主に中?大型衛(wèi)星や大規(guī)模衛(wèi)星ネットワーク構(gòu)築の打ち上げ任務(wù)を遂行する。ペイロード1キロあたり打ち上げ価格を5000ドル內(nèi)にする。同ロケットは詳細な論証中で、2021年頃に初の打ち上げ実験を狙う。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月21日