第1回中國(guó)國(guó)際輸入博覧會(huì)には世界から企業(yè)3617社が出展し、展示面積は27萬(wàn)平方メートルに達(dá)し、會(huì)場(chǎng)での成約額は578億3千萬(wàn)元(1元は約15.6円)に達(dá)した。その後、中國(guó)の輸入額は毎月ほぼ1兆1千億元以上を保った。2019年は春節(jié)(舊正月、19年は2月5日)の後に拡大を続け、9月末時(shí)點(diǎn)で、累計(jì)輸入額は10兆4342億元に達(dá)し、前年同期比89億元増加した。「上観新聞」が伝えた。
中國(guó)にとって最大の輸入元は韓國(guó)、日本、臺(tái)灣地區(qū)だ。注目されるのは、19年はオーストラリアからの輸入額が目に見(jiàn)えて増加したことで、前年の5184億9千萬(wàn)元から6277億7千萬(wàn)元に増えて、21.1%増加した。
第1回輸入博の報(bào)告によると、昨年の醫(yī)療機(jī)器類製品の會(huì)場(chǎng)での意向成約額は40億9千萬(wàn)ドル(1ドルは約109.1円)にも達(dá)し、主要製品の中で最高額だった。
全國(guó)的にみても、醫(yī)療機(jī)器類製品は成長(zhǎng)率の高い輸入製品だ。稅関総署がまとめたデータをみると、19年に中國(guó)は総額482億6千萬(wàn)元相當(dāng)の醫(yī)療機(jī)器製品を輸入している。
しかし中國(guó)全土から見(jiàn)ると、輸入品で金額が最も大きいのは集積回路だ。國(guó)際連合の貿(mào)易データでは、中國(guó)は17年に総額2070億ドルの集積回路製品を輸入し、同年の輸入額の13%を占めた。稅関総署の統(tǒng)計(jì)では、18年の集積回路製品の輸入額は2兆584億1千萬(wàn)元(約3120億6千萬(wàn)ドル)だった。19年は前年同期に比べて減少傾向をみせているが、それでも1-8月の輸入額は1921億2400萬(wàn)ドルに達(dá)した。
世界で最も急速に成長(zhǎng)する輸入市場(chǎng)
中國(guó)の輸入品の主な供給先は東部地域だ。19年1-9月には、東部地域が供給先の輸入額は全國(guó)の輸入額のうち84.5%を占めた。輸入額の上位10省?自治區(qū)?直轄市のトップは広東省だった。
上海は3位で、浦東新區(qū)だけで8937億6千萬(wàn)元に達(dá)して、山東省の6778億8千萬(wàn)元を抜いた。一方、1990年代初めには、中國(guó)全體で輸入額は3399億元にとどまり、現(xiàn)在の浦東新區(qū)の半分にも満たなかった。
中國(guó)の輸出入が真に飛躍したのは21世紀(jì)に入ってからのことだ。2000年から2010年までの間に、中國(guó)の輸出入総額は累計(jì)413.6%増加し、このうち輸入は408.1%増加した。08年と09年は世界金融危機(jī)の影響で輸入は減少したが、それ以外の年は目に見(jiàn)えて増加した。國(guó)連の貿(mào)易データによると、中國(guó)は17年に世界2位の輸入國(guó)になった。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年11月7日