もちろん、高速鉄道が「ダブル11」に參加するというのは笑い話にすぎない。まず、この価格変更は、11月11日にスタートする訳ではない。次に、最高割引率が45％と言っても、全體的に見(jiàn)れば価格が引き上げられるものも引き下げられるものもあり、「販促キャンペーン」と一括りにはできない。

〇高速鉄道乗車券が最高45％割引 市場(chǎng)化メカニズムに基づいた価格変更

今回、乗車券価格が調(diào)整されるエリアは上海、成都、蘭州、広州、南寧などとなっている。中國(guó)鉄路蘭州局集団有限公司を例にとると、蘭州駅宣伝擔(dān)當(dāng)の張博行氏は、「今回の価格変更は12月1日から実施される。中國(guó)鉄路蘭州局集団有限公司は、市場(chǎng)のニーズに対応するため、徐蘭（徐州-蘭州）高速鉄道寶蘭（寶鶏-蘭州）區(qū)間の一部高速鉄道列車の乗車券価格について、最適化調(diào)整を?qū)g施する。全體的には、価格が引き上げられるものも引き下げられるものもある。60本以上の列車が対象となっており、割引率が最も高いものは45％割引となる」と説明した。

45％引き下げられると、蘭州-西安間の現(xiàn)行174.5元（1元は約15.5円）は、改定後96元となる。とはいえ、乗車券価格は全て引き下げられる訳ではなく、一部區(qū)間についていえば、価格が上昇するものもある。たとえば、寧波発溫州行き列車G2343號(hào)の11月30日の乗車代金は、ビジネス席が288元、1等席が154元、2等席が96元だが、12月1日には軒並みやや値上がりし、ビジネス席が17元、1等席が9元、2等席が6元、それぞれ高くなる。