中國(guó)が建設(shè)を擔(dān)當(dāng)する、南中國(guó)海地域津波早期警戒センター（以下「同センター」）が5日、正式に稼働開始した。南中國(guó)海周辺9カ國(guó)に全天候型の地震?津波観測(cè)早期警戒サービスの提供を開始した。新華網(wǎng)が伝えた。

ユネスコ政府間海洋學(xué)委員會(huì)の批準(zhǔn)を経て、中國(guó)が建設(shè)を擔(dān)當(dāng)する同センターが正式に始動(dòng)した。南中國(guó)海周辺の中國(guó)、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの9カ國(guó)に全天候型の地震?津波観測(cè)早期警戒サービスを提供する。同時(shí)に日本が建設(shè)を擔(dān)當(dāng)した北西太平洋津波早期警戒センターは、南中國(guó)海地域への臨時(shí)の津波早期警戒サービスを中止する。

同センターの國(guó)際早期警戒サービスエリアには、南中國(guó)海、スールー海、セレベス海が含まれる。同地域の主要地震沈み込み帯を網(wǎng)羅し、南中國(guó)海周辺の加盟國(guó)に24時(shí)間連続?全天候型の地震?津波観測(cè)及び早期警戒サービスを提供する。また同地域の訓(xùn)練や宣伝?教育などの減災(zāi)活動(dòng)の職責(zé)を擔(dān)う。同センターの建設(shè)と稼働は、南中國(guó)海周辺諸國(guó)が緊密に連攜し、誠(chéng)意をもって協(xié)力した成果だ。中國(guó)はその建設(shè)の中で主導(dǎo)的な役割を果たした。

當(dāng)初の提案から始動(dòng)開始に至るまでの10年にわたり、中國(guó)の地震?津波観測(cè)及び早期警戒能力が飛躍的に向上した。獨(dú)自研究開発により津波観測(cè)ネットワークシステム、津波早期警戒システム、津波減災(zāi)システムを建設(shè)した。中國(guó)、南中國(guó)海地域、重點(diǎn)注目海域に対する地震及び津波の観測(cè)?分析?早期警戒能力を形成し、関連海域にスピーディな津波早期警戒情報(bào)サービスを提供してきた。中國(guó)が獨(dú)自開発した次世代スマート化津波早期警戒情報(bào)処理プラットフォームは、世界海底地震観測(cè)、世界水位観測(cè)、太平洋津波並行予報(bào)モデル、津波情景データバンク、津波製品政策?発表などのサブシステムを集約した。これにより中國(guó)の津波早期警戒の適時(shí)性が8-12分に大幅に短縮され、世界の先進(jìn)水準(zhǔn)に達(dá)した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年11月8日