中國では「1」が4つ並ぶ11月11日は「獨身の日」とされている。同日開催される「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」で買い物をしまくった人たちの中にも、多くの「お一人様」たちがおり、彼らは「孤獨ながらも充実した生活」を送っている。では、今の獨身の若者たちは普段どんな生活を送っているのだろうか? 羊城晩報が伝えた。
婚活サイト珍愛網(wǎng)がこのほど発表した「2019Q4獨身層調(diào)査報告」によると、獨身の若者に人気の旅行先トップ3は重慶、成都、大理だった。また、獨身の若者が安心できる月収のラインは1萬元(1元は約15.6円)で、獨身の若者の6割が結(jié)婚前にマイホームを持ちたいと思っていた。
獨身は「家にこもっている」は間違い
今の獨身の若者は、ステレオタイプのイメージを完全に覆す生活を送っている。調(diào)査によると、獨身の若者に人気の日常の活動は、映畫鑑賞(43.73%)、スポーツ?フィットネス(42.33%)、友達(dá)との集まり(37.14%)、旅行(32.94%)、スキルアップ(31.18%)だった。男女別で見ると、男性は友達(dá)との集まり(41%)、ゲーム(31%)の割合が高く、女性はショッピング(38%)、スキルアップ(35%)の割合が高かった。獨身の若者は想像以上に充実した生活を送っていることが分かる。
學(xué)歴別に見ると、學(xué)歴が高いほど、スキルアップや旅行を好んでいる。例えば、修士課程修了者の7割が日常的にスキルアップに取り組んでいる。また、収入別に見ると、収入が多いほどスポーツ?フィットネスを好んでいた。年齢別で見ると、「95後(1995‐99年生まれ)」はゲーム、「90後(90年代生まれ)」は友達(dá)との會食、「80後(80年代生まれ)」はスポーツ?フィットネスを好んでいた。
獨身の若者は癒しを求めて旅行 重慶、成都、大理が人気
戀人を見つけるのも難しいし、生活のストレスもあるかもしれないが、「癒し」を得る方法も必ずあるものだ。調(diào)査によると、獨身の若者の6割が「旅行」は絶対必要と感じていた。生活に疲れている獨身の若者は、時々「外の世界」を見ることで癒しを得ているようだ。一歩踏み込んだ調(diào)査によると、獨身の若者が好きな旅行先は重慶、成都、大理、廈門(アモイ)、西安、麗江、上海、拉薩(ラサ)、仏山、桂林。獨身の若者は旅行を通してストレスを解消するほか、新しい「出會い」があることも期待している。誰と旅行に行くかに関しては、友達(dá)が37.02%、一人で行くが29.04%だった。もし戀人がいるならどこに旅行に行きたいかに関しては、中國國內(nèi)旅行が60.81%でトップで、以下、北歐、日本?韓國と続いた。