車が1秒で55臺売れ、65インチテレビが20秒で1萬臺売れ、ノートパソコンが5分で9萬臺売れ、キウイフルーツが30分で30萬トン売れた……。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
ダブル11(11月11日のネット通販イベント)の予約販売が始まり、「素樸」な消費データが次々に伝えられる。その背後に映し出されるのはECがイベント作りに成功したということだけではない。よりはっきりと體現(xiàn)されているのは、人々の消費能力の向上だ。今年の新しいトレンドとして、消費者の多くが中國の広大な農(nóng)村地域に住んでいることが挙げられる。
予約販売成約額が「億」単位に
ECプラットフォームでダブル11の予約販売が始まると、どのプラットフォームも大忙しになった。天貓(Tmall)の予約販売データによると、10月31日現(xiàn)在、64ブランドが予約販売額1億元(1元は約15.5円)に達して「1億元クラブ」の仲間入りを果たした。前年同期と比較すると、予約販売段階で成約額が1億元を超えたブランドは2倍に増えた。
たとえば化粧品大手エスティローダーは25分間で取引額が5億元に迫り、昨年の一日分の取引額を超えた。予約販売の開始から10分で、エスティをはじめ、ランコム、ロレアルパリ、資生堂、ヘレナルビンスタイン、オレイ、The History of 后(Whoo)の化粧品7ブランドの成約額がそれぞれ1億元を超えた。3Cデジタル業(yè)界(コンピューター、通信機器、家庭電器)では、華為(ファーウェイ)、栄耀、OPPO、vivo、小米などのブランドの公式旗艦店の業(yè)績が30分で昨年の一日分を超えた。
京東の予約販売データをみると、午前0時に開始するとすぐに猛烈な勢いをみせた。65インチテレビがわずか20秒で1萬臺以上売れ、フレンチドアの大型冷蔵庫や複數(shù)ドアの大型冷蔵庫、ミニサイズの小型冷蔵庫が大人気となり、洗濯乾燥機は1時間で1萬臺以上売れ、高溫洗浄ができるマザー?ベビー洗濯機の成約額は前年同期の6.5倍になった。