西安の仕事を辭職した陸さんは広東壹號食品股フン有限公司(フンはにんべんに分)に副董事長として入社。同社の主力ブランドである「壹號土豬」は陸さんの先輩である陳生さんが立ち上げたブランドだった。そして同社の経営に早い時期から深くかかわったこともあり、陸さんは後に共同創(chuàng)始者となった。
陸さんは、「會社は現(xiàn)在約1萬人の従業(yè)員を抱え、主力ブランドは全國20以上の主要都市に展開している。さらに、現(xiàn)在開拓に大いに力を入れているコミュニティ向けの生鮮食品店とチェーン店は、計2千店舗以上となっており、その年商は18億元に上る。以前と違うのは、今はまさに名実ともに豚肉を売ってビジネスをしていると言えるし、むしろこの仕事を恥じるところか、誇りにさえ感じている」とした。
〇若者へのアドバイスは「職業(yè)選択が先で、起業(yè)はその後」
陸さんは、「大學(xué)教育は職業(yè)に就くための一つの準(zhǔn)備だと思っている。多くの大學(xué)卒業(yè)生が、私と同じように、その専攻とは関係の無い仕事に就いている」とし、起業(yè)が失敗したり、仕事がうまくいっていないといった苦境に陥っている若者に対しては、「自分自身の経験から、まず職業(yè)を選択して従事し、その後に起業(yè)することをアドバイスしたい。業(yè)界や職種には全てそれぞれのルールが存在する。まずはその道をしっかりと學(xué)び、経験などを蓄積してから、自分が得意とする分野の事業(yè)を選んだほうがいい」とした。
そして、「私は約30年の年月を費やして、ようやく自分は北京大卒なのだということに正面から向き合えるようになった。ここ數(shù)年、私は北京大卒業(yè)生のグループに參加し、自分にとっての大學(xué)の意義を新たに見つめなおすことを始めている。本業(yè)に集中することこそ、北京大の精神と言える。世界を変えることができないならば、目の前のことを一つ一つコツコツと著実にこなしていくだけだ」とした。
北京大學(xué)の強世功教授が先ごろインタビューの中で語った「誰もがみな、北京大に愛著を抱いている。それは、この學(xué)校が素晴らしいからではなく、學(xué)生たちが卒業(yè)後に見せてくれる美しいもの、つまり品や徳、偉大ともいえる思いやり、創(chuàng)造力が私たちにこの大學(xué)のすばらしさを感じさせてくれる。そういう意味で北京大學(xué)は、卒業(yè)後も卒業(yè)生一人一人の中で生き続けている」という言葉は非常に興味深いと言えるだろう。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月20日