北京市鼓樓中醫(yī)醫(yī)院はこのほど、一連の文化クリエイティブ商品を打ち出した。実用的な機(jī)能だけでなく、蕓術(shù)性も兼ね備え、中醫(yī)薬文化の伝承?普及を擔(dān)う文化クリエイティブ商品が世の中に出るやいなや、たちまち多くの人々から注目を集めている?,F(xiàn)在、市內(nèi)にある多くの中醫(yī)薬醫(yī)療機(jī)関は、文化クリエイティブ商品の開発に力を入れ始めており、これらの商品を通じて、中醫(yī)薬文化がより良く広まることを期待している。北京晩報(bào)が伝えた。
〇「大ヒット商品」となった中醫(yī)薬文化クリエイティブ商品
北京市鼓樓中醫(yī)醫(yī)院の文化クリエイティブ商品は売り出されると同時(shí)にたちまち「大ヒット商品」となった。市內(nèi)に住む芳芳さんは、白い髭を生やし、青い服を著た後漢期の名醫(yī)「華佗」を模したネックピローを「カワイイ」と気に入り、159元(約2500円)で購入したという。
北京鼓樓中醫(yī)醫(yī)院の耿嘉瑋?院長は、「華佗は誰もが知っている名醫(yī)で、醫(yī)療技術(shù)に長けた醫(yī)師のことを人々は『華佗の再來』と言うほど。華佗が後世に殘した影響は計(jì)り知れないほど大きい。麻酔を発明しただけではなく、『五禽戯(體操健康法のひとつ。導(dǎo)引法)』を発明したともいわれている」と説明した。同院の京城名醫(yī)館には、「五禽戯」と印刷されたデザインのカップ、冷蔵庫に貼るマグネット、傘などが並べられていた。
北京鼓樓中醫(yī)醫(yī)院は、2016年から、デザイン會(huì)社とタイアップして、文化クリエイティブ商品の開発に取り組んできた。今年の國慶節(jié)連休中、共同開発された11種類の文化クリエイティブ商品の「試行販売」が、北京世園會(huì)で行われた。これらの中には、無邪気さと可愛らしさに溢れた華佗老人のU型ネックピローのほか、獨(dú)特で精美な形のクルミの殻を使った眼鏡スタンド、古代に軍隊(duì)を動(dòng)かす際に用いた虎型の割符をデザインした刮痧(かっさ)器具などがひときわ來場者の眼を引いた。耿院長は、「中醫(yī)薬文化クリエイティブ商品は、文化普及の役割を備えているだけではなく、さらに重要な點(diǎn)は、一程度の健康器具としての機(jī)能を備えていることだ。當(dāng)院が開発した商品のなかに、古代宮殿の門をかたどったスマホケースがある。背面のリングは、今の若者が好む本體落下を予防するために指にはめるリングだ。また、銅の色をした『門釘』に似た突起は、マッサージに使える?;⑿透罘勿鹌骶撙?、美しさと健康器具としての機(jī)能が一體化した文化クリエイティブ商品であり、當(dāng)院の代表的な商品となっており、『2019年最も満足した北京のギフト』に選ばれた」と紹介した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月6日