「郷村教師」や「流浪地球」など大ヒットSF小説を漫畫化するとどうなるのだろうか?SF作家の劉慈欣のそれら作品が今回、漫畫化されることになった?!竸⒋刃繱F漫畫」をプロデュースした李贇氏によると、今回漫畫化されるのは15作品で、多くのアーティストがクリエイターチームに入っているという。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
漫畫版「流浪地球」の手書き原稿(畫像は出版社が提供)。
2015年にヒューゴー賞を受賞して腳光を浴びるようになった劉慈欣の注目度は高まるばかりで、今年初めには、「流浪地球」の映畫版が大ヒットした。
今年7月、SF小説「三體」の日本語(yǔ)版も正式に出版され、日本で「三體」ブームが巻き起こり、1週間で10刷に達(dá)した。そして、日本の多くの書店が、「三體」を目立つ場(chǎng)所に並べ、なかには「見本」まで売れてしまったという書店も出るほどの人気ぶりとなった。
「劉慈欣の作品は海外市場(chǎng)でもとても人気が高い。2012年7月、當(dāng)社は『三體』三部作の英語(yǔ)版を出版する契約にサインした」と紹介する李氏は、「劉慈欣の作品を海外に発信する過程で、短篇小説の海外進(jìn)出は、長(zhǎng)編小説よりはるかに難しいことが分かった」と説明する。
そのため、漫畫化することを思いついたといい、「漫畫なら、子供だけでなく、多くの大人も好んで読む。海外市場(chǎng)進(jìn)出も容易だろう。そしてもちろん、劉慈欣の多くの作品は漫畫化するのに適している」と話す。
そして「最終的に、15作品を漫畫化することにした。內(nèi)訳は中?短篇小説14作品、長(zhǎng)篇小説が1作品。長(zhǎng)編は上下2巻でリリースする。つまり、合計(jì)16冊(cè)を出版する?!簞⒋刃繱F漫畫』は、4シリーズに分けて、2021年6月末ごろをめどに、段階的に完成するだろう」と明かした。