鈴木伸一氏と彼の作品

訪(fǎng)問(wèn)した日はちょうど土曜日で、鈴木氏にとって本來(lái)は休日だ。しかしミュージアムに行くと優(yōu)しそうな笑顔で我々を出迎えてくれた。風(fēng)邪気味だそうだが、銀髪をきちんと整え黒縁のメガネをかけていて「小池さん」にそっくりだ。「ラーメンが好きですか？」と聞くと、「はい、そうです。今でも好きです」と答えた。

寫(xiě)真説明：ラーメンとの物語(yǔ)を語(yǔ)る鈴木伸一氏

アニメ師匠の養(yǎng)成

オフィスに入ると鈴木氏の経歴が壁に貼ってあった。１９３３年生まれの同氏は今年８６歳。高齢だが元?dú)轀骸─?。経歴を見(jiàn)ると、８歳から両親と一緒に中國(guó)東北で５年間生活。その時(shí)、橫山隆一の漫畫(huà)『フクちゃん』と出會(huì)ったのがきっかけで、後に橫山氏に師事する。そこから漫畫(huà)が好きになって、「ディズニーの『白雪姫』に熱中して、４０回以上を見(jiàn)ました」、と述べた。

寫(xiě)真説明：『フクちゃん』を紹介する鈴木氏

日本が第二次世界大戦で敗けた後、氏は両親と一緒に日本に戻った。そして１６歳の時(shí)、『漫畫(huà)少年』に自分の作品を投稿する。２２歳の時(shí)、漫畫(huà)家の中村伊助を頼って上京した。その後、トキワ荘で寺田ヒロオ、安孫子素雄（藤子不二雄A）と會(huì)って、「新漫畫(huà)黨」へ入會(huì)、トキワ荘に引越した。鈴木氏は「私はトキワ荘に入居した４人目の漫畫(huà)家なんです」と嬉しそうに語(yǔ)った。