現(xiàn)在までに、「ダイヤモンドプリンセス」號の外循環(huán)系統(tǒng)が早い時期からつけられていたのかどうかを確認(rèn)できていない。
加藤勝信厚生労働大臣は、「密封された空間が新たな感染を生んでいる可能性がある。新たな患者の感染源は、既にあの80歳の乘客と関係があるとは完全に言い切れなくなっている。密封された空間に一定期間滯在し、何度も接觸するうちに感染した感染者もいる」との見方を示した。
専門家「グループ分けして隔離を」
中國の外交學(xué)院國際関係研究所の教授で、博士課程指導(dǎo)教員を務(wù)める日本研究センターの周永生副センター長は、船上での隔離を続けると、感染がさらに拡大する可能性があると警鐘を鳴らしている。そのため、船上で隔離を続けるのは、長期的に見て得策とは言えないだろう。
日本政府は、「ダイヤモンドプリンセス」號の全ての乗客と船員を隔離しているものの、感染の疑いがある乗客、潛伏期にある可能性のある乗客、普通の乗客、船員を分けて隔離することはしていない。ただ、クルーズ船の限りある空間において、3000人以上の乗客、または半分以上の乗客を分けて隔離するというのは、現(xiàn)実的ではない。そのため、船上の感染の疑いがある乗客を下船させて地上の感染癥指定醫(yī)療機(jī)関で隔離し、その他の癥狀が何もない乗客を船上と地上で隔離するというのがベストの方法かもしれない。
地上での隔離はさまざまな方法を採用できる。例えば、感染癥指定醫(yī)療機(jī)関で隔離することができる。もし、その醫(yī)療機(jī)関の病室や病床が不足しているのなら、人口が密集した地域から離れたホテルを臨時の醫(yī)療機(jī)関にして隔離観察することができる。しかし、ホテルで隔離観察する場合、感染している可能性のある人を単獨(dú)で隔離し、他の人と接觸することがないようにしなければならない點(diǎn)は注意が必要だ。そして、交差感染を避けるために、完全防備を施した醫(yī)療従事者やスタッフ以外の出入りは避ける必要がある。
それらの対策を講じることは、「ダイヤモンドプリンセス」號の乗客や船員の交差感染の増加を食い止めるだけでなく、日本國內(nèi)での感染拡散を防ぐのにもつながる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月19日