中國の著名な肺移植専門家で、南京醫(yī)科大學(xué)附屬無錫市人民病院の副院長を務(wù)める陳靜瑜教授が率いる醫(yī)療チームは2月29日、世界初の新型コロナウイルス感染による肺炎患者の両肺移植手術(shù)に成功した。北京青年報が報じた。
患者は59歳の男性で、重篤な新型肺炎と診斷され、その後、治療を受けて、2度のPCR検査では陰性を示したものの、両肺の機能は深刻かつ回復(fù)不能な損傷を受けていた。
手術(shù)は29日夜、無錫市第五人民病院の陰圧手術(shù)室で行われた。陳教授は、「メンタルと體力が試される手術(shù)だった。當(dāng)チームは三―四層の隔離防護裝置、3層の手袋を裝著し、6時間かけて両肺移植手術(shù)に成功した?;颊撙衔玑?1時35分に無事病室に戻った」と説明した。
手術(shù)後37時間が経過した今月2日、同患者は重癥呼吸不全患者に対して治癒?回復(fù)するまでの間、呼吸と循環(huán)の機能を代替する體外式膜型人工肺?ECMOから離脫した。
陳教授によると、同患者から切除された肺は江蘇省疾病予防管理センターP3実験室に運ばれ、解剖、基礎(chǔ)研究が行われる?;颊撙误wから直接取り出した肺であるため、遺體を解剖し取り出された肺よりも、その研究価値が高いという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年3月5日