中國(guó)外貨取引センターのデータによると、3月3日には、人民元の対米ドルレート基準(zhǔn)値が前取引日より295ポイント（p）上昇して1ドル6.9516元になり、2020年2月3日以來(lái)の最高値を更新し、上昇幅は20年1月14日以降で最大となった。中新経緯が伝えた。（注：1ドルは約107.4円、1元は約15.5円）

2日の人民元対ドルレート基準(zhǔn)値は1ドル6.9578元となり、約320p上昇して過(guò)去約1ヶ月間で最大の上昇幅となり、基準(zhǔn)値も255p上昇して過(guò)去2週間で最高だった。

その一方で米ドルは低迷が続き、2日は米ドル指數(shù)（ドルインデックス）が大幅に低下して97.3549となり、6週間ぶりの低水準(zhǔn)になった。米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)（FRB）のパウエル議長(zhǎng)は28日に発表したコメントの中で、「新型コロナウイルスによる肺炎がもたらしたリスクに直面して、FRBは『適切な行動(dòng)を取って』経済を支えていく」と述べた。投資家はこれを受けて、FRBが政策を緩和し、3月の會(huì)議で金利を50ベーシスポイント引き下げるのではと注目する。

ロイター通信が3日に引用した取り引き関係者の話によると、新型肺炎が世界中に拡大するリスクはなお高く、FRBの利下げ観測(cè)も引き続き高く、ユーロをはじめとする非米ドル通貨は上昇が続いている。人民元も後押しされ、短期的にある程度反転上昇する可能性があるという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月4日