中國(guó)人民銀行(中央銀行)は2日、まもなく2019年版第5版人民元を発行すると発表し、関連の動(dòng)畫(huà)を公開(kāi)した。
新版人民元のうち、1元硬貨と1角硬貨は1999年版第5版の1元硬貨のスタイルを踏襲し、表面の額面の數(shù)字のデザインと裏面の花のデザインが適宜縮小され、直徑は25ミリメートルから22.25ミリメートルになる。表面は額面數(shù)字の「1」の輪郭線の內(nèi)側(cè)に「\」と「1」の透かしが入り、周縁部に立體感のある円が施され、材質(zhì)がこれまでと同じ。1角硬貨の直徑、サイズはこれまでと同じ。
5角硬貨は表面の額面の數(shù)字のデザインと裏面の花のデザインが適宜縮小された。材質(zhì)は銅メッキ合金のスチールからニッケルメッキスチールに変わり、色合いも金色から白色に変わった。表面と裏面の周縁部は円形から多角形に調(diào)整された。
新版の50元紙幣、20元紙幣、10元紙幣は表面中央の額面の數(shù)字が光學(xué)可変インクによるものに調(diào)整されたほか、中央の裝飾の花のデザインが調(diào)整され、左側(cè)に裝飾の模様が入り、左側(cè)の橫書(shū)きの番號(hào)と透かし模様が調(diào)整され、左下角にあった光學(xué)インクの額面數(shù)字と右側(cè)の浮き彫り印刷の手觸りがなくなり、右側(cè)にはホログラムセキュリティラインと縦書(shū)きの識(shí)別番號(hào)が入り、右側(cè)の毛沢東の肖像と右上角の額面數(shù)字のデザインが調(diào)整された。また20元紙幣と10元紙幣は磁気ホログラムセキュリティラインがなくなった。
1元紙幣の変更は50元、20元、10元紙幣とほぼ同じで、表面額面數(shù)字のデザインに変更はなく、ホログラムセキュリティラインもない。
人民銀がさきに発表した公告によると、新版人民元は2019年8月30日から発行される。
2019年版第5版人民元に5元紙幣がないのはなぜか。人民元によると、「2019年版第5版人民元の50元紙幣、20元紙幣、10元紙幣、1元紙幣、1元硬貨、5角硬貨、1角硬貨をデザイン?発行すると同時(shí)に、5元紙幣のバージョンアップに向けた研究活動(dòng)も統(tǒng)一的に計(jì)畫(huà)推進(jìn)している」という。
人民銀はここ數(shù)年、通貨の印刷技術(shù)の研究開(kāi)発に持続的に力を入れており、人民元の偽造防止能力と壽命を引き上げるために、額面が小さく、流通量の少ない5元紙幣を選んで新技術(shù)の応用研究を進(jìn)めている。新5元札は別の計(jì)畫(huà)に基づいて発行されることになる。