12日午前、北京市海淀區(qū)に住む郭さん（男性）は、30分ほど前に注文した書籍「人生と仕事の原則」を、「こんにちは。購(gòu)入された本を?qū)盲堡藖恧蓼筏?！」と配達(dá)に來たデリバリー大手?美団の配達(dá)員から受け取った。新華社が報(bào)じた。

涵芬樓や三聯(lián)韜奮書店、中信書店、北京図書ビルなど実店舗の書店72店がこのほど、美団プラットフォームに進(jìn)出し、本の宅配サービスを始めた。これで、市民が紙媒體書籍をデリバリー感覚で購(gòu)入し、スピーディーに受け取れるようになったほか、新型コロナウイルス感染拡大防止?抑制対策が実施され、営業(yè)を停止している実店舗の書店にも新たな販売ルートができた。

鐘書閣書店（北京融科店）の責(zé)任者によると、前出した郭さんは今月12日午前10時(shí)ごろに、「美団」のアプリを通して資産家のレイ?ダリオの著書「人生と仕事の原則」（98元、1元は約15.2円）を注文した。そして、店員が集荷に來た美団の配達(dá)員に渡し、配達(dá)。郭さんの手元に屆くまで30分もかからなかった。これは2月1日に営業(yè)を停止して以降、同店が販売した1冊(cè)目の本となった。

新型コロナウイルス感染の影響を受け、北京の実店舗の書店の約8割が営業(yè)を停止している。文化企業(yè)の営業(yè)再開を促進(jìn)し、市民の自宅での読書のニーズを満たすため、北京市の関連當(dāng)局の調(diào)整を経て、鐘書閣や建投書局、三聯(lián)韜奮書店などの実店舗の書店72店が第一陣として「美団」に進(jìn)出した。美団は、無(wú)料での店舗登録、パケット補(bǔ)助、運(yùn)営サポートなどのバックアップを提供し、実店舗の書店がオンラインを通して、販売ルートを確保し、利益を拡大させ、オンラインへのモデル転換の歩みを加速できるようサポートしている。

現(xiàn)在、鐘書閣書店（北京融科店）と建投書局（北京國(guó)貿(mào)店）はいずれも美団に進(jìn)出している。書店は申請(qǐng)資料を提出して、審査通過から登録、オンライン販売を開始するまで、1日もかからない。

郭さんは、「配達(dá)員は、料理を配達(dá)してくれるだけでなく、市民の文化的需要も満たしてくれている。電子版のない書籍も多く、資料を調(diào)べるために読みたいと思っても、書店が閉まっていると、どうしようにもない。でも、図書の宅配が登場(chǎng)したため、その問題も解決された」と歓迎していた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月17日