ある武漢の女性が、舊暦大晦日から、自分の「ひとり飯」の料理を撮影し始めた。これらの「ひとり飯」には、31歳のバースデーケーキからタイムセールでようやく手に入れた羊肉で作った羊肉スープ、さらにはインスタント麺や水餃子など、さまざまな料理が並んでいる?,F(xiàn)代快報(bào)が伝えた。
彼女はこうした「ひとり飯」を不定期に微博(ウェイボー)に投稿し、自分は「マジメにご飯を食べてる」としている。
なぜなら彼女によると、「明日は何を食べよう」と考えることさえできれば、希望ある毎日を過(guò)ごすことができるからだという。
マジメな「ひとり飯」
「マジメにご飯を食べるため、料理できる食材は一通り作ってみた。炒め料理も一通りやってみた。今はちょっと毎日の暮らしが繰り返しになり始めてしまっているので、少しでも新しい組み合わせをしてみようと思っている。料理の腕はこれ以上上がるとは思えないから、バラエティを増やそうと思ってる」という言葉と共に、宇さん(仮名)は2月25日、微博に1枚の「ひとり飯」寫真を投稿した。
寫真には、テーブルに並べられたニンニクの芽と卵の炒め物、セロリと豚肉の炒め物、梨のスープの3品が寫っていた。そして投稿場(chǎng)所は武漢となっていた。
宇さんは、1月27日から不定期に、自分の生活の記録を微博に投稿していた。その中で一番多く投稿されているのが毎日食べたものだ。美しく盛り付けられた料理の寫真に、自分の感想を添えて、ごく普通の武漢に住む女性の毎日の生活が記録されている。
宇さんはそれ以前にも、ひとり飯の組み寫真に、「大晦日からスタートして、これまでずっとマジメにご飯を食べようと頑張ってきた。でもここ數(shù)日は何度か精神的に落ち込んでしまったり、恐怖に襲われたりして、もう何もかもが耐え難いと思ってしまった。遠(yuǎn)くの泣き聲は私には聞こえないし、近くの泣き聲に対しても、もう何もできることがない。これは大いなる災(zāi)難だけど、きっと持ち直すことができるはず。ガンバレ!」というコメントと共に投稿したことがあった。そして宇さんは、明日は何を食べようかと考えることさえできれば、必ず希望はあるし、明日の食事について考える時(shí)には、希望ある毎日を過(guò)ごすことができるとしている。
宇さんは武漢で産まれ育ち、今年31歳。彼女も夫も一人っ子同士なので、毎年、夫とはそれぞれの両親と一緒に春節(jié)を過(guò)ごしていた。そのため、夫は北京に行き、両親とともに年を越したが、彼女は武漢にとどまった。新型コロナウイルスの感染が生じると、近くの団地に住む彼女の両親とも行き來(lái)することができなくなってしまい、夫も北京から戻ってくることができなくなってしまった。そこで彼女の「一人暮らし」が始まった。
宇さんは小さな店を営んでいるが、1月17日から外出をやめ、自宅で仕事をし始めた。そして1月23日には武漢が封鎖された。この封鎖の情報(bào)はあまりにも突然だったので、當(dāng)時(shí)、宇さんは自宅にあまり食料をストックしていなかったのだという?!袱猡Δ工澳暝饯筏坤盲郡贰I親も近くに住んでいるので、食料は少ししかストックしていなかった。武漢が封鎖される前に、食料を少し注文していたけど、せいぜい數(shù)日分しかなかった。それらを食べ終えると、階下にある個(gè)人経営の八百屋やスーパーで食料を買っていたが、すぐに宅配スタッフがボランティアで団地に野菜などの食材を?qū)盲堡藖?lái)てくれるようになった」と宇さんは微博に投稿し、「しばらくの間、野菜が不足することはなかった。これは本當(dāng)に喜ぶべきことだと言える」と続けた。