來年、四川省成都市で開催予定の夏季ユニバーシアードの聖火巡回展示関連のイベントの第一弾として、総合特別展が成都博物館で今月23日に開幕。注目を集めていた聖火用ランタンと聖火皿が初公開された。中央テレビニュースが報(bào)じた。
夏季ユニバーシアードの聖火用ランタンは、トーチ「蓉火」とシリーズを形成し、伝統(tǒng)的なカンテラ式「馬燈」の形と、近代的なヘッドホンの形をうまく組み合わせ、世界各地からの祝福の聲を聴いているかのようなデザインになっている。また、パンダと竹の葉がくり抜きで描かれ、赤、青、緑のグラデーションと絶妙に融合し、成都の調(diào)和や包摂といった文化的要素が巧みに表現(xiàn)されている。
聖火皿は、中國伝統(tǒng)文化の「樽」のイメージや、天は円く、地は方形であるという古代中國の宇宙観「天円地方」の度量、スケールの大きなイメージをモチーフにし、「樽」のイメージを通して、世界の人々を心から歓迎する気持ちを表し、両手を大きく広げた、かわいくてエネルギッシュなパンダが世界からやって來るアスリートだけでなく、希望や素晴らしい未來を抱きかかえているイメージとなっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月24日