新型コロナウイルス感染癥の影響から3年ぶりの「復(fù)活」となった湖北省の武漢マラソンのスタートを告げるピストルが今月16日午前7時(shí)半に鳴り響くと、ランナー2萬6000人が一斉にスタートした。そして100年の歴史を誇る中山大道や武漢長江大橋、東湖緑道を走り抜け、武漢市の人的文化的な歴史や美しい自然の景色を堪能した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
2023武漢マラソンのスタート地點(diǎn)に集まったランナーたち(撮影?張沛)。
2016年から開催が始まった武漢マラソンは、「驚異のペース」で発展を遂げ、すでに中國陸上競技協(xié)會(huì)が主催する「CHINA MARATHON MAJORS」に選ばれている4つのマラソン大會(huì)の1つとなっている。
ランナーの1人である張さんは、「武漢マラソンは、入念に計(jì)畫されている。走り終わると、精華が濃縮された『武漢一日の旅』を楽しんだような気分になる」と話した。
マラソンだけでなく、武漢市は近年、テニスの武漢オープンやサイクリングロードレース「Ring China International Road Cycling Race」、アジアバドミントン選手権大會(huì)といったハイレベルのスポーツ大會(huì)を數(shù)多く開催し、それら全てが輝かしい武漢市の代名詞となってきた。スポーツ産業(yè)の発展が、「國民健康づくり」の雰囲気づくりを後押しし、武漢市は今、スポーツ事業(yè)の質(zhì)の高い発展推進(jìn)を加速させている。
毎年7月16日に開催されている長江を橫斷する水泳大會(huì)は、武漢の人々の生活や伝統(tǒng)と融合し、武漢の人々が熱狂し、熱意に満ちた同市をPRする舞臺(tái)となっている。また、武漢水上マラソンの開催により、湖が數(shù)多くあるため「百湖の市」と呼ばれる同市の名前がより幅広く知られるようになっている。さらには中國最高レベルの競馬大會(huì)「國際競馬フェスティバル」の開催により、中國で最も奧深い競馬文化が発信され、武漢市の「競馬の都」のイメージを高めている。
2023武漢スポーツ消費(fèi)博覧會(huì)(撮影?張沛)。
マラソン大會(huì)開催を契機(jī)とし、武漢市は今月、スポーツを通して、経済を活性化することを目指して、スポーツ消費(fèi)ウィークを初開催した。
マラソン大會(huì)と時(shí)を合わせて、「スポーツを牽引力として、消費(fèi)を促進(jìn)し、経済を活性化する」ことを目標(biāo)にして開催された「2023武漢スポーツ消費(fèi)博覧會(huì)」には、スポーツ大會(huì)運(yùn)営やスポーツ用品?器材、スポーツスマートテクノロジーといった分野の企業(yè)約140社が出展し、スポーツ、消費(fèi)、産業(yè)が立體的に連攜し、スポーツ消費(fèi)者、ブランド、市場が密接な交流を展開している。
スポーツ消費(fèi)ウィーク開催期間中、武漢市は、1000萬元(1元は約19.5円)分のスポーツクーポンを配布し、スポーツ消費(fèi)の活性化を目指した。2022年、同市は、同クーポンを2652萬元分配布し、1億1100萬元の経済効果をもたらした。2025年をめどに、同市のスポーツ産業(yè)の規(guī)模は1100億元、スポーツ消費(fèi)の規(guī)模は260億元まで拡大すると予想されている。
このように武漢市では今、「國民健康づくり」の雰囲気が一気に高まっている。統(tǒng)計(jì)によると、運(yùn)動(dòng)やエクササイズを日常的にしている同市のスポーツ人口の割合は49.64%に達(dá)している。また、市民を?qū)澫螭摔筏拷】禒顟B(tài)のサンプリング調(diào)査の合格率は92.53%、一人當(dāng)たりのスポーツ施設(shè)の面積は2.45平方メートル、開催されるスポーツイベントは年間延べ1200回に達(dá)している。
さらに武漢市は今年、ハイレベルの「國民健康づくり」公共サービス體系の整備を加速させ、統(tǒng)一された問い合わせサービスプラットフォームを立ち上げ、「武漢スポーツ電子マップ」を作成し、市民がスポーツ?運(yùn)動(dòng)に関する問題をワンクリックで解決できるようし、「12分エクササイズ圏」が機(jī)能を発揮するように取り組む計(jì)畫だ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月17日