中國(guó)石油化工集団（中國(guó)石化）によると、同社の塔里木（タリム）盆地に位置する「躍進(jìn)3-3XC油ガス井」の掘削工事が1日、始まった。同井の予定掘削深度は9472メートルで、アジア最深油ガス井の記録を更新する見込みだ。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

中國(guó)石化の関係責(zé)任者は、「これは中國(guó)の深地シリーズ技術(shù)が世界トップレベルに達(dá)したことを再び証明し、今後の1萬メートル級(jí)極超深層油ガス掘削に重要な技術(shù)と裝備の備蓄を提供することになる」と述べた。

同井は新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)阿克蘇（アクス）地區(qū)沙雅県、塔克拉瑪干（タクラマカン）砂漠の縁に位置する。一般的に言えば、業(yè)界內(nèi)では深さ4500-6000メートルが深井、6000-9000メートルが超深井、9000メートル超が極超深井と位置づけされる。超深井は油ガス掘削において技術(shù)的なボトルネックが最多で挑戦が最大の分野だ。同井の予定掘削深度は9472メートルで、チョモランマの高さよりも620メートル以上多くなっている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月4日