江蘇省の宜興環(huán)保科技工業(yè)パークから車で30分走行すると、草木が生い茂る緑地に明るく白い色をしている「三つ葉のクローバー」のような建築物が目に入る。ここには一滴の汚水も見られず、少しも嫌な匂いもせず、機(jī)械の大きな音もない。人々の汚水処理場へのステレオタイプなイメージを完全に覆すものとなる。記者は19日にこの中國初の汚水資源コンセプト工場を訪れ、その汚染削減、炭素削減、資源リサイクルの能力を?qū)g感した??萍既請螭瑏护à?。
宜興汚水資源コンセプト工場水質(zhì)浄化センターでは、一杯のコーヒーが記者の目を引いた?!袱长欷蟿I理後の汚水で淹れたものだ」という職員の言葉に驚いた。
都市汚水が同工場に入ると、その中の一部は、砂濾過、炭素濾過、ナトリウム濾過、逆浸透などのフローを経て、直接飲める「永続水」に変身する。三峽集団長江生態(tài)環(huán)境保護(hù)集団黨委副書記の劉想華氏は取材に、「ここの出水検査は生活飲用水國家基準(zhǔn)を満たし、安心して飲むことができる。高効率極限脫窒などの先進(jìn)技術(shù)のサポートを受け、1リットル當(dāng)たりの窒素含有量が3ミリグラム未満、正リン酸の濃度が0.1ミリグラム未満、新汚染物質(zhì)の除去率が80%の汚水処理効果を?qū)g現(xiàn)できる」と述べた。
都市生活汚水がパイプにより同工場に入った後、浄化により生じた污泥も資源化利用される。汚泥に含まれる作物の莖、生ゴミ、悪臭をする藍(lán)藻類、家畜?家禽の糞便なども反応容器內(nèi)に集められ発酵?消化され、それによって生じるメタンガスなどの有価物質(zhì)が効率的に回収される。
メタンガスは発電に利用され、生産エリアに電力を供給する。熱は反応容器に戻り、発酵における溫度の需要を満たす。三峽集団の會員企業(yè)で、中持水務(wù)股份有限公司會長の張翼飛氏は取材に、「同工場のエネルギー自給率は現(xiàn)在約60%で、これらのエネルギーはいずれも汚泥などの有機(jī)固形廃棄物の回収利用によって得られる」と述べた。
それだけにとどまらず、発酵後に殘ったバイオガス殘渣は、堆肥、撹拌、調(diào)整などの工程を経て、検査に合格した後に有機(jī)土壌となり都市の緑化に役立つ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月26日