「実際、知名度が高くなればなるほど、僕のことを罵倒する人が増えているが、同時(shí)に僕を支持する人もますます多くなっている?!和鈬?guó)人が中國(guó)のことを褒める』とバズる、君はバズる秘訣を見(jiàn)つけたんだという人がいる。そういう人に何を言われても全然気にしない。僕はずっとここにいて、もう15年間も『中國(guó)を褒めてきた』。最近になって『中國(guó)を褒め始めた』人とは全然違う」。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。
「中國(guó)式現(xiàn)代化と世界の新たなチャンス」をテーマとした「中國(guó)を読み解く?灣區(qū)対話」専門(mén)テーマフォーラムが、このほど広東省広州市で開(kāi)幕した。日本のドキュメンタリー監(jiān)督の竹內(nèi)亮氏は同日にインタビューを受け、「自分が撮影した中國(guó)に関するドキュメンタリーが中國(guó)內(nèi)外の両方の観客に受け入れられたのは、できるだけ客観的で中立な立場(chǎng)で撮影したからだ。日本メディアがいつも中國(guó)に対してネガティブな報(bào)道をするのに嫌気をさしたので、ドキュメンタリーを通じて日本の人に中國(guó)の面白いことや楽しいものを紹介したいと思った。若者には中國(guó)で羽ばたくチャンスがたくさんある。日本の若者にこんなメッセージを伝えたい」と話した。
自分の作品は「褒めもけなしもしない」
竹內(nèi)さんは1978年に日本の千葉県に生まれ、2013年から中國(guó)の南京で暮らしている。ここ數(shù)年で、「お久しぶりです、武漢」、「長(zhǎng)江天地大紀(jì)行」、「私がここに住む理由」など、たくさんの中國(guó)に関するドキュメンタリー作品を制作し、中國(guó)內(nèi)外から注目されている。
中國(guó)のストーリーをどうやったらうまく伝えられるか。竹內(nèi)氏は、「これは僕もずっと考えていることだが、観客を引きつけることのできる作品の多くは比較的真実を語(yǔ)っていると思う。自分の作品は『褒めもしなければけなしもしない』ものだ。ドキュメンタリーは、完全に客観的であることはできないものの、自分の作品が僕自身の視點(diǎn)から出発しているが、撮影する時(shí)の立場(chǎng)は相対的に客観的で中立的だし、作品の內(nèi)容も比較的真実を語(yǔ)っているものだ」と率直に述べた。
竹內(nèi)氏は、「僕には、自分の作品をどこで上映しても、必ず同じものを上映するという原則がある。中國(guó)の外で中國(guó)にマイナスの內(nèi)容を付け加えたり、中國(guó)の中で中國(guó)を賛美する內(nèi)容を付け加えたりすることはしない」と述べた。
日本メディアのネガティブな対中報(bào)道は「非常に嫌気」
この日本人監(jiān)督は、「自分は中國(guó)に移住して10數(shù)年になり、中國(guó)で起きた非常に大きな変化を見(jiàn)守ってきた。中國(guó)の映畫(huà)制作の水準(zhǔn)、メディアの技術(shù)、生態(tài)建設(shè)、農(nóng)業(yè)技術(shù)などの分野が飛躍的な発展を遂げ、非常に高いレベルを達(dá)成した。テレビドラマを例にすると、中國(guó)で見(jiàn)た最初のドラマは『咱們結(jié)婚吧(結(jié)婚しよう)』で、當(dāng)時(shí)は腳本や撮影、編集が日本のドラマに及ばなかったが、今の中國(guó)テレビドラマの制作技術(shù)は日本を追い越している。中國(guó)メディアの発展も非常に速く、日本メディアは今はまだ従來(lái)の放送チャンネルがメインだが、中國(guó)では新メディア、個(gè)人メディア、ショート動(dòng)畫(huà)プラットフォームが非常に発達(dá)している」と述べた。
竹內(nèi)氏は同時(shí)に、「僕は『中國(guó)を褒めて』15年になるが、『褒める』のは中國(guó)の面白いものを日本人に伝えたいからだ」と明かした。また、會(huì)場(chǎng)にいる中國(guó)のメディア関係者に対して、「自分の妻は中國(guó)人で、2人で日本にいた時(shí)はよくテレビで日本メディアの中國(guó)に対するネガティブな報(bào)道を目にして、『非常に嫌気がさした』。そこでドキュメンタリーの形で日本人に中國(guó)の面白いこと、楽しいものを紹介しようと思った」と述べた。
特筆されるのは、日本メディアの対中報(bào)道に対する不満は、竹內(nèi)氏だけが感じているものではないことだ。2021年に発表された第17回北京-東京フォーラム「中日関係世論調(diào)査」の結(jié)果を見(jiàn)ると、自國(guó)のメディアが両國(guó)関係の改善、両國(guó)國(guó)民の相互理解の促進(jìn)に貢獻(xiàn)しているかとの質(zhì)問(wèn)に対し、日本國(guó)民で肯定的な回答をした人はわずか19.6%だった。
日本の若者に「中國(guó)に來(lái)てキャリアアップを」とアドバイス
竹內(nèi)氏は最近、出産に関するドキュメンタリーを制作した。広州市で「中國(guó)を読み解く」會(huì)議に出席してから、深センに行って撮影を行った。テーマは若者がなぜ子どもを欲しがるかで、「深センという大都市で子どもを産み育てると決心した若者たちがこの問(wèn)いにどう答えるかを知りたい」のだという。
人口減少と出生率の低下は現(xiàn)在の中國(guó)社會(huì)で広く注目を集める話題だ。竹內(nèi)氏は、「このテーマを選んだのは話題性があるからでもある。テーマを選ぶ時(shí)は自分の興味だけでなく、観客が何を考えているのかも合わせる必要がある」と率直に述べた。
日本は長(zhǎng)期にわたり高齢化の問(wèn)題に悩まされている。竹內(nèi)氏は會(huì)場(chǎng)にいる若者中心の中國(guó)人記者に対して、「日本で同じように記者が集まる場(chǎng)面があれば、そこにいる記者はほぼ全員が50歳以上だ。たくさんの仕事のポジションは長(zhǎng)いこと(上の世代で)占められ、日本の若者は仕事のキャリアアップの可能性が大きく制限されている。日本の若い人たちには、信念があれば、中國(guó)に來(lái)てキャリアアップを遂げられる。ここには多くのチャンスがあるということを伝えたい」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年4月24日