30日に行われた中関村フォーラム2023重要成果解説記者會見で明らかになったところによると、中國初の総合的太陽探査衛(wèi)星「夸父1號」の3臺のペイロードの観測データが世界に向けて試験的に公開された。うちペイロードの「太陽硬X線イメージャー(HXI)」は軌道上のパフォーマンスが最も優(yōu)れており、現(xiàn)在まで200余りの太陽フレアを観測している。中國初の太陽硬X線イメージングを?qū)g現(xiàn)しただけでなく、そのイメージングの質(zhì)も世界一流レベルに達(dá)した。新華社が伝えた。
中國科學(xué)院紫金山天文臺研究員で、「夸父1號」衛(wèi)星プロジェクト首席科學(xué)者の甘為群氏は會見で、「ペイロードHXIは現(xiàn)在世界で唯一の地球近傍視野角で撮影された太陽硬X線畫像を提供し、太陽磁場?太陽フレア?コロナ質(zhì)量放出の観測にかけがえのない資料を提供している。HXIが反映する太陽フレア非熱放射の分布の細(xì)部は非常に珍しく、これまでの予想を超えている」と述べた。
「夸父1號」は2022年10月9日に酒泉衛(wèi)星発射センターから順調(diào)に打ち上げられた。その科學(xué)目標(biāo)は、太陽磁場と太陽における最も激しい爆発現(xiàn)象である太陽フレア及びコロナ質(zhì)量放出を同時に観測し、その形成、変化、相互作用、相互関係を研究すると同時に、宇宙天気予報にサポートを提供することだ。「夸父1號」科學(xué)チームは今年4月、衛(wèi)星データの試験的な公開を世界に向けて発表し、衛(wèi)星データ使用國際研修會を行った。25ヶ國の400人近くの太陽物理學(xué)者が招待を受けて出席した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月31日