西蔵(チベット)自治區(qū)の拉薩(ラサ)と沢當(ツェタン)を結ぶ快速道路?S5線の圭嘎拉トンネルの全線貫通セレモニーが今月28日、拉薩市の達孜(タクツェ)區(qū)で行われた。
西蔵S5線の圭嘎拉トンネルには制御工學が採用され、トンネルの入口の標高は4248メートル、出口は標高4117メートルとなっている。左側のトンネルの長さは12.79キロ、右側のトンネルの長さは12.78キロとなっており、現(xiàn)時點で、極めて高い標高に建設されたトンネルの中で、世界最長の道路トンネルとなっている。
西蔵S5線は、拉薩市と山南(ロカ)市の一體化発展を促進する重點なプロジェクトで、拉薩市達孜區(qū)徳慶(デチェン)鎮(zhèn)の林拉高速ジャンクションを起點とし、山南市扎囊(ダナン)県桑耶(サムイェー)鎮(zhèn)貢沢高速道路を終點としている。トンネルは、片側2車線の計4車線で、一級公路基準に基づき建設されており、設計時速は80キロとなっている。
トンネルが貫通したことで、拉薩と山南の所要時間が3時間から1時間に短縮されるため、沿線の住民にとって西蔵S5線は非常に便利な道路となる。沿線の観光や農(nóng)牧産業(yè)の発展が促進され、地域経済の質の高い発展がさらに促進されると期待されている。
西蔵S5線は今年末に全線開通する予定だ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月29日