中國(guó)國(guó)家鉄路集団有限公司(以下、「國(guó)鉄集団」)によると、今年上半期、中國(guó)全土の鉄道利用者は延べ17億7000萬(wàn)人と、2019年同期とほぼ同じ水準(zhǔn)に近づいた。そのうち、4月から6月にかけては利用者が急増し、2019年同期比でそれぞれ7.6%増(4月)、5.6%増(5月)、4.8%増(6月)となった。なかでも4月29日の利用者數(shù)は延べ1966萬(wàn)1000人に達(dá)し、過(guò)去最多を記録した。光明日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。
「國(guó)鉄集団」旅客輸送部の責(zé)任者によると、上半期、経済と社會(huì)発展が安定して好転し、鉄道利用者が回復(fù)して、増加傾向となった。中國(guó)全土で運(yùn)行された旅客列車(chē)は1日當(dāng)たり平均9311本で、2019年同期比で11.4%増だった。
鉄道當(dāng)局は上半期、人員の交流と往來(lái)をさらに円滑化させるため、各地域の旅客輸送商品を継続的に最適化した。例えば、広深港高速鉄道(広東省広州市から深セン市を経由して香港特別行政區(qū)の西九龍駅に至る高速鉄道)の越境列車(chē)の運(yùn)行が1月15日から段階的に再開(kāi)され、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、中國(guó)大陸部の49都市にある68駅をカバーするまで回復(fù)し、越境列車(chē)は1日當(dāng)たり182本運(yùn)行されている。利用者は雙方向で増加の一途をたどり、6月30日の時(shí)點(diǎn)でその數(shù)が延べ608萬(wàn)7000人に達(dá)した。中國(guó)ラオス鉄道では、4月13日に國(guó)際旅客列車(chē)の運(yùn)行が始まると、6月30日の時(shí)點(diǎn)で、同列車(chē)を利用して越境した旅客數(shù)は延べ3萬(wàn)3000人に達(dá)した。6月15日から、京津都市間鉄道の輸送能力が強(qiáng)化され、ピーク日には1日當(dāng)たり2萬(wàn)7600席が増?jiān)O(shè)され、北京市?天津市?河北省の協(xié)同発展にさらなるサービスを提供するようになった。観光列車(chē)の運(yùn)行も強(qiáng)化されており、重點(diǎn)観光都市に行くことができる路線が増?jiān)O(shè)されている。例えば、パンダ特別列車(chē)や呼倫貝爾(フルンボイル)號(hào)、京蔵(北京‐西蔵<チベット>自治區(qū))號(hào)、阿勒泰(アルタイ)號(hào)、敦煌號(hào)、梅河號(hào)といった特別観光列車(chē)が打ち出されており、多様化する旅客のニーズを満たしているほか、観光と経済の発展をバックアップしている。公益性を備えた鈍行列車(chē)も継続的に運(yùn)行され、列車(chē)サービス施設(shè)がリニューアルされ、辺鄙な地域に住む人々の移動(dòng)が便利になり、農(nóng)村振興に効果的なサービスが提供されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年7月11日